キャセイパシフィック航空の子会社、キャセイドラゴン航空が2020年10月21日をもって運航停止となりました。
キャセイドラゴンと改名する前は香港ドラゴンって名前
だった航空会社です。
香港と中国本土を結ぶ航空会社ってイメージでしたが、日本にも複数の都市に乗り入れていました。
COVID-19の影響による事業再編の一部で、路線は本体のキャセイパシフィックやグループのHKエクスプレスに移管するそうです。
キャセイグループ全体で、最終的には8500人の従業員が削減されるそう。
キャセイドラゴンは乗ったことはありませんが、キャセイは前から書いている通り大好きな航空会社なので、ドラゴンにもいつか乗ってみたいと思っていました。
ただ、キャセイがLCCのHKエクスプレスを買収した時点でドラゴンはそのうちキャセイ本体かHKエクスプレスのどちらかに統合されほうだな、という予感はしました。
シルクエアーとスクート持ってるシンガポール航空ではシルクエアーが将来的に本体に合併されると発表しているし、JALの子会社だったJALエクスプレスやJALウェイズもなくなりましたよね。
カンタスの下にかつてあったのはなんだっけか。オーストラリア航空だっけ。
完全なLCCではない、セカンドライン的な位置づけの航空会社はコンセプトが中途半端だったり、本体の意向に左右されて存続が難しいのかも。
ANAの下のエアージャパンは、エアーニッポンとか他のセカンドラインが再編された後も残ってますけどね。
ANAは、エアージャパンや再編で生まれたANAウィングスをブランドのセカンドラインとしてというより、社内の管理のために持っている感じがするのでいいのかも。
話が逸れましたが、いつかは起こり得たキャセイドラゴンの再編がCOVID-19のせいで早まったのでは、という気がします。
寂しいけど、仕方ないのかな。
さようなら、ドラゴン航空。