ブダペスト旅行中、ルダシュ温泉に続いて別の日にキラーイ温泉にも行ってきました。
キラーイ温泉は「ゲイが集まる温泉」として有名(だった)、、、らしい。笑
あのサムソン高橋さんのコミックエッセイ「世界一周ホモのたび」にも登場します。
が!
かつては男性オンリーの入浴日があり、水着着用の必要がなかったキラーイ温泉も今は男女混浴になり、水着着用が義務化され、もはやゲイの集まる温泉ではない、というレビューもたくさん見ます。
ゲイでありながらソコソコのビビりである俺もそれなら安心。
行ってみよー!となったわけです。
外観は、ちょいひくレベルでボロいです。笑
この中にドーム状の浴場があります。
ボロいのも当然。キラーイ温泉、16世紀、ハンガリーがオスマントルコ領になってた時代からあるんだって。
古い!
でもロッカーは電子ロックでハイテクでっせ。
浴場は撮れないけど、廊下は撮れました。
外観のボロさに比べると中はきれい。
ルダシュ温泉と同じくロッカーだけの利用かキャビンと呼ばれる個室利用が選べるので、今回もキャビン利用にしました。
中はやっぱり電話ボックスより少し広いぐらい。
ここで着替えて、荷物なども置いたままにし、ロックして浴場に向かいます。
ここはルダシュ温泉と違って今はフンドシはなく、水着着用が義務化されています。
レンタルもできるらしいけど自分の水着持参したので、チェーンジ。
はい、おっさんのサービスショット。笑
浴場に向かいまーす。
浴場はルダシュ温泉と同じくドームの中に大きな湯船があり、まわりに小さな湯船がいくつかあるスタイルでした。
大きな湯船のお湯は温水プールぐらいの温かさで、まわりの小さな湯船のひとつが日本と同じぐらいの心地よい熱さになっていました。
みんな、ほんのり温かい真ん中の湯船で友達同士、家族同士、カップルでオシャベリしながら1時間単位で長風呂しています。
カップルは水着で抱き合ってイチャイチャしてます。笑
ゲイかなーと思う人が何人かいましたが、さすがにイチャイチャはしていませんでした。
ここはルダシュ温泉と違って監視員がいなかったので、イチャイチャしようとすればできるかな。
そのうち、白人のおじいちゃんがひとりすーっと泳いできて、俺の真横にきました。
「これは、ゲイのナンパ?!」と思っていたら、中国語で話しかけられました。
わからーーーん。
ぽかーんとしてると英語で話してくれました。
オーストラリアに住んでるハンガリー人で、すでに引退した地質学者だそうな。
中国話せるから俺が中国人だと思って話しかけてきた、とのことでした。
単なる人懐こいおじいちゃんなのか、ナンパなのか、、、判断がつかん。
とりあえず、当り障りなくさらっと受け答えしてたら、またずーっと泳いでいき、湯船の真ん中で水中ストレッチしてました。
謎。
そしてその後、、、25歳ぐらい?の白人の男の子が、ジーーーっと俺を見ていることに気が付きました。
これは、、、間違いない!ゲイだ!
この目線は、ゲイがゲイをセックスに誘う時の目線。経験からわかる!笑
着てる水着も、エロ水着ではないけどピタッとしてて、股間と尻のラインがわかるゲイが好きそうな水着。
目線だけじゃなくて、挙動もなんか怪しいもん。
ちなみに、顔も身体も整っててなかなかのイケメン。
が、しかーし!
こんなとこでエロいことするつもりのない俺は、イケメンの視線をあえて受け流し、キラーイ温泉をあとにしました。
TPOを重視する男なんで。笑
男女混浴の温泉でエロいことしちゃダメです。
エロいことは、エロいことをすることが許された場でしましょーね。
ってことでキラーイ温泉は、確かにもはやゲイの集まる温泉ではないけど、たぶんまだゲイと遭遇する可能性が高い温泉でした。
身体と気持ちが火照ったから、この後近くでアイスクリーム食ってホテルに帰りました。