グアム生活9年め。
ひとに「いいね。きれいな海行き放題だね」と言われる度に「グアムで海に入ったの、数えるほどなんです」と答えてきたインドア派の俺。
日本から友達が遊びに来ているとか特別な理由がないとほぼビーチに行かず、宝の持ち腐れ状態。
住んでるところから徒歩圏内にエメラルドグリーンのビーチがあるのに。
しかししかししかししかししかし。
そんな俺が先週、急に「ダイビングしてみたい」と思い立ったのは、神様の気まぐれだったのでしょうか?
そうに違いません。
思い立ったらすぐに行動しないとめんどくさくなってやらないタイプなので、即座に評判がいいダイビングスクールに連絡して、その数日後にライセンスの取得コースを申し込んでしまいました。
そのコースが、この土日でした。
申し込んだのは日本人インストラクターのスクールです。
なんとなんとありがたいことに!この2日間は俺しか申込者がおらず、マンツーマンでのトレーニングでした。
ラッキー!!!
まずは初日。
この日は足が付く浅瀬(限定水域)で必要なスキルなどを覚えた後、深いところでダイビング2本。
その後、学科講習とテスト、というスケジュールです。
よく考えたら、ウエットスーツ着るのも初めてかもしれない。
いや、何かで1回着たことあったっけ?
そんなレベル。
な、の、で。
初めて機材の使い方を習い、浅瀬で顔にマスクをしてレギュレーター(シリンダーから酸素を吸うホース)をくわえた時点で「え?こんな苦しいの?!」とビビリ。
いや、まだ海に顔もつけていません。
空気中です。
しかし鼻呼吸ができなくなって、吸う酸素が空気中ではなくシリンダーからになっただけ。
でも、めちゃめちゃテンパり、それから先に進むまでぶっちゃけ30分以上、下手したら1時間かかりました。
見かねたインストラクターが、「1本目はとりあえずスキルは忘れて潜りましょう。私が全てアシストするし水中でも引っ張るので、とにかく呼吸だけしていてください」と言って、8メートルぐらいの海の中に連れていってくれました。
そうしたら。
「足が付くところでもこんなに苦しいのに、海の中に入ったらどんなに苦しくて怖いんだろう」と思っていたのが、「あれ?意外と苦しくない」という感覚に。
なにしろここはグアム。
海水は温かく、波は穏やかで、サンゴ礁やカラフルな魚がたくさん見れ、それを「きれい」と思えるぐらいの余裕が生まれました。
それから一度陸地にあがり、インストラクターから2本目のダイビングいけそうかの確認。
ぶっちゃけ最初海に入って10分で「ライセンスはあきらめよう」と思ったのが、1本目のダイビングで気持ちが上向き「はい!」と答えました。
そして2本目で、遅れてしまったスキルの習得を開始。
インストラクターも俺の恐怖心が戻らないよう無理せず、20分ほどのダイビングで2本目終了し、それからお昼を食べて、午後は学科講習を受けました。
その後学科のテストを受けて、無事に合格。
2日目。日曜日。
この日は1日目に遅れたスキルを取り戻しましょう!ということで、また浅瀬からスタート。
水中でマスクがはずれた場合、エアがきれた場合などトラベルを想定した対処法を習いました。
実はコースの2日目にどんな内容をやるのか事前に把握しておきたくてYou Tubeなどで予習していたので、「そんなこともやるの?!」とビビらずすみました。
このスクールはPADIというダイビング団体に加盟しているので、教えてくれる内容もそこの指導にそっています。
その後、1本目のダイビングへ。
この日は長く40分潜りました。
スキルはほぼ完了!
それから休憩して2本目。
2本目もまた40分。
主に泳ぎ方のチェックや、海の中で浮きも沈みもせずホバリングする練習。
この日は最大18mの深さまで潜りました。
これは今回取得を目指すCカードというライセンスで潜れる最大の深さです。
やっぱりグアムの海はきれい!
インストラクターが海中でも筆談ができるボードに手書きで「これはウミウシ」とか教えてくれました。
そしてこの日のダイビングが終了。
1日目で学科講習は終わっているので、これでコース内容は修了です。
インストラクターの評価結果は
、
、
、
ライセンス認定!
よ、よかったー。
うれしい。
1日目はマジで俺がスロースタートすぎて、インストラクターから「グアム在住の方だから滞在期間の制限はないし、2日目の進み次第で後日補習になるかも」と予告されていたのですが、なんとか全ての内容を修了できました。
ほっ。
練習していたビーチもさっきまでより輝いて見える。笑
マジでインストラクターが良かった。
感謝感謝です。
そんなわけで。
無事にダイビングのライセンス(オープンウォーター)保持者になれました!