京都観光の最後は、ここへ!
京都迎賓館です。
外国からの賓客などをもてなす内閣府の施設。
京都御苑内にあり、御所のすぐ近く。
この日はあいにくの雨でしたが、それはそれで美しい景色が見れました。
自由見学ではなく案内付きの見学ツアーでしか入れず、調度品やカバーされていない部分の床などには絶対に触らないように何度も言われます。
そして入館にあたってはセキュリティチェックもあります。
空港ほど厳しくはないけど似たような感じ。
さて、まず案内されたのがこの部屋。
桐の間って和室。
細かなところまで伝統職人のすごい技術が使われていることを説明してもらいました。
でも、賓客たちはそんなの気づかないよねー。
気づかれないけど手を抜かないのがおもてなし、ってことか。
和室と庭のバランスがあるから、あえて広く庭が見えずにないようにひさしの大きさも工夫されているそうな。
素人ならどーんと広く見せたくなっちゃうね、立派な庭を。
庭には池もあって、植えてあるのはネビキグサって植物。水田をイメージしているんだって。
鯉のえさやりだったり、舟遊びもできる池。貴族の遊びやん。
この舟遊びを最初に体験したのは新婚旅行で来日したブータン国王夫妻だそう。
良い思い出になってるといいね。
ここは夕映の間。
壁のこれは絵ではなく織物です。
そして最後に、京都迎賓館で一番広いのがここ。藤の間。
カーペットには藤の花びらが散ったようなデザインが入っています。
スリッパでこの上を歩けるけど、絶対に膝などつかないでくださいって念押しされた。
汚れていたら大変だからな。
一緒のグループで見学していたイケメンが膝つきそうになってスタッフを慌てさせていました。笑
イケメンはやらかしてもイケメンですね。あ、どうでもいいって?
京都迎賓館、至るところにこだわりや技巧があって、トータル90分の充実した見学でした。
御所見学と悩んだけど、満足いく見学ツアーでした。