東京マリオットホテル辛口宿泊記

ユナイテッドのヘンテコビジネスクラスで東京に一時帰国。

で、今回東京には1泊だけです。
ホテル、いろいろ悩んだ末にこちらにしました。
東京マリオットホテル。
日本国内のマリオットに泊まるのは名古屋のマリオット以来だね。
大阪のマリオットは、予約していたのにフライト遅れて泊まり損なったから。。。
マリオット系列はね、基本的に快適に泊まれることが多いんですよ。
なんちゃってゴールド会員なんで、部屋をアップグレードしてもらったり、あれこれケアしてもらえるんで。
(アメックスプラチナでSPGゴールド資格もらい、そこからのステータス共有でマリオット系列もゴールド、というなんちゃって資格)
でも前回の名古屋マリオットは少し残念な宿泊となりました。
さて、今回はどうか。
チェックインカウンターはロビーラウンジをまわりこんだ奥にひっそりあります。
チェックインしようとしたところ「ゴールド会員様ですのでラウンジでチェックインいたします」とのことで、すぐ隣のエグゼクティブラウンジに案内してもらいました。
名古屋マリオットといろいろ比較しますが、ラウンジは名古屋よりはるかにこじんまり。
窓もないし、利用者そんなに多くないのかな。
ここで朝食となると、かなーーーり混みそうだけど。
ちなみにここのホテルは、森トラスト運営です。
名古屋のマリオットはJR東海、大阪は近鉄グループの都ホテルですね。
フランチャイズでマリオットブランド冠してますがオーナーが違う会社なので、いろいろ違いがあるのは当然。
館内は効果的に紫が配色されてるし、スタッフの制服は鮮やかな赤色だし、ここはアジアのオシャレなデザイナーズホテル?みたいな雰囲気。
建物だけじゃなくて室内のカップも紫。
ホテルには昼頃ついたのですがチェックインだけして客室入らずに外出したので、部屋に入ったのは夜23時頃でした。
こんな感じの部屋。
バスルーム。
名古屋のマリオットと違い、アメニティーはTHANNでちゃんと統一されてます。
さて、マリオットに泊まる時はたいていゴールドパワーでアップグレードされるのですが、今回はどうでしょう。
これまで最高は、リッツ・カールトン大阪(リッツ・カールトンもマリオット系列です)、JWマリオットマカオの、スイートルームへのアップグレードですが、さて今回は、、、
デラックスキングからスーペリアコーナーキングへ。
び、微妙。これ、アップグレードか?
コーナーキングは普通のキングより広いけど、デラックスとスーペリアだとデラックスのほうがカテゴリー上。
これ、むしろダウングレードでは??
んー。要確認だな。
さて、23時頃のチェックインだったため、エグゼクティブラウンジはすでにアルコールも軽食もなくスナックだけになっていました。
腹減ったので、ロビーラウンジでシャンパンとマリオットバーガーをいただきます。
シャンパンもハンバーガーも美味しかったですが、ここでスタッフのイマイチな対応が2つ。
いち。
あまり人のいない窓側のテーブルをリクエストしたところ、あからさまに嫌な顔をされたこと。
「あぁ、、、はい」って。たぶん閉店近いから片付けたかったのかな、そのエリア。
に。
水を頼んだのに忘れていたこと。
なかなか来ないから手を振ってスタッフ呼んだら、「あっ!」って忘れてたことに気づいて慌てる声が聞こえました。
んー。設備はいいけど、スタッフの教育はできてないね。
ミスはいいんだけど、ミス後の対応が下手。
もっとさ、うまくゲストに話しかける方法を学んだほうがいいよ。
ちなみにチェックインは遅かったですが、チェックアウトは早くて朝6時を予定していました。
8時50分発のフライトに乗らないといけないので。羽田からだから成田よりは近いけどね。
なので、館内で朝食をとれません。
事前にサンドイッチかなにかのボックスで対応してもらえないか相談したところ、一度「当ホテルではそのような対応はしておりません」と杓子定規な回答がき、「どうにかなりませんか?これまでマリオット系列のホテルで断られたことないんですが」と返したら、「承諾書にサインをもらえれば対応します」って対応が覆りました。
あらかじめ「日本だから衛生上の理由とかで持ち帰りは厳しいだろうな」と推測していましたが、ホテルレビュワー(笑)として、ホテルの対応みるためにあえてゴネてみました。
で、この対応ね。
できませんって言っておいて、ゴネたら理由も言わずにゴーを出すってのはあまり感心しませんね。
できないならできないで理由をきちんと伝えるべきだし、できる可能性があるなら、最初から容易に断らず対応しないと。
フレンドリーだし別にスタッフ感じが悪いわけではありません。
でも接客を重視してるようにも見受けられず、地方都市の地元企業が運営してるシティホテル、ぐらいの接客レベルかな、という印象が続きました。
ちなみに用意してくれたサンドイッチはこれ。
結局、承諾書にサインは求められませんでした。
マリオットのネームバリューに助けられてるけど、まだまだ改善余地のあるホテルだと思います。
ホテルは施設より何より、スタッフの意識が大事だからね。
そんなわけで、名古屋に続いて今回もイマイチなマリオット宿泊記となってしまいました。
自分もかつてホテルマンだった立場からのレビューです。辛口ご容赦。
余談。
名古屋マリオットとの共通点。今回もトレインビューでした。
次回はANAのビジネスクラス搭乗記です。

2 Replies to “東京マリオットホテル辛口宿泊記”

  1. 辛口ホテルレビュー、面白かったです!
    私が普段絶対に泊まる事のないホテルなので(笑)、余計に興味深かったです。
    他のマリオットで良い思いをしているだけあって、やっぱり色々と比べちゃいますよね。
    アップグレードではなくダウングレードだったのか‥とても気になるので、真相判明後は是非是非後日談をお知らせ下さい。
    ダウングレードだったらとんでもないですよね(;^ω^)!
    大都会トーキョーの名だたるホテルなので、私の勝手なイメージでゲストを下にも置かぬ扱いをすると思っていたのに、本当にサービスイマイチで驚きでした。
    是非、この遊己さんのホテルレビューをホテルマネージャーに読んで欲しいですね。誰か、送ってやればいいのに~。
    こういった辛口レビューを真摯に受け止めてサービス向上に繋げるのが、本当の1流ホテルだと思うんですけどね。
    サンドイッチも美味しそうなのに、それまでの経過を考えると美味しく思えなくなっちゃいますよね (–)ム!

  2. > chocolatさん
    コメントありがとうございます!
    日本では海外より高いサービスを期待してしまうので、そこでガッカリなサービスを受けると落胆も大きいですね。
    まぁどんな素晴らしいホテルでもミスだったりイマイチな対応をされるときはあると思うのですが、それをどうリカバーするかがサービスの最終的な印象を左右しますよね。
    そして、サービスリカバリーにはスタッフの人間関係構築力とパフォーマンス力が大切ですが、ここのスタッフはそれがイマイチな気がしました。
    まだ新しいホテルのようなので、今後の改善に期待はできますけどね。

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