旅行記がまだ途中ですが、今日は別の話を書きます。
今日7月21日、グアムはLiberation Day(解放記念日)という祝日です。
グアム解放75周年。
じゃ、75年前、グアムがどこから解放されたのかと言うと、、、
日本です。
第二次世界大戦中の1941年末から日本はグアムを占領しましまが、1944年7月21日にアメリカ軍がグアムに上陸し、グアムを奪還しました。
それを祝うのが今日、Liberation Dayです。
ちなみにアメリカ軍のグアム奪還に際して、約2万人の日本兵が亡くなっています。
平和なこのリゾート地でほんの75年前にそんな悲劇あったと思うと、胸が痛くなります。
いや、日本人がたくさん亡くなったその日だけが悲劇ではないんですけどね。
日本が1941年にアメリカからグアムを奪った日にもたくさんの人が亡くなっているし、日本の占領下でも苦しんだ現地の人たちがいたわけだし。
今日はグアムが盛大に解放を祝い、パレードをしていますが、日本人としては心中複雑です。
ちなみにこのパレードを眺めるVIPテントにいるのは、グアム知事たち政治家と、アメリカ軍人たち。
グアムが解放されたというより、グアムがアメリカに復帰したことを祝ってるんだなぁとしみじみ思います。
まぁグアムの人たちの大半がいまアメリカの一部であることで満足しているの
だから、それでいいんだと思います。
ちなみに、今日が日本からの解放記念日だからと言って反日的な気運が高まるかというと、そんなことはまったくありません。
グアムの人たちは本当に親日的で、それは今日も変わりません。
のんびりしてて、フレンドリーで、温かいグアムの人たち。
いま俺がグアムで平和に暮らしていられるのも、そんなグアムの人たちの気質があればこそだと思います。
これから未来に渡って、グアムが平和な島であり続けることを祈ります。