俺がブダペスト旅行中の7月6日土曜日、ちょうどブダペストの街でプライドパレードが開催されました。
セクシャリティマイノリティーがより生きやすい社会を目指すためのイベントです。
まずパレード参加者は国会議事堂前のKossuth Squareに集まるということで、俺も気合いいれて集合してきました。
え?
どれぐらい気合い入れたのかって?
これぐらい。
浴衣にレインボーのタスキ。
このためにわざわざ浴衣を持参したんです。
会場はすごい人の数でした!
Kossuth Squareに入るところで簡単な荷物チェックがあったんですが、そこからすでに行列。
やっとパレードスタートの会場に入ると、そこはレインボーグッズを身に着けた人たちがたっくさん。
でも、いわゆるLGBTの人たちばかりでなさそうでした。
LGBTに理解があるいわゆる「ストレート」の人もたくさんいたと思う。
この建物、角度が違うからわかりにくいかもしれませんが、この国会議事堂です。
この写真でいうと、建物の右側ですね。
そしていよいよパレード時間が迫ってくると、誰かがスピーチをして大きな拍手が沸き起こっていました。
が。
ハンガリー語なので、俺には何言ってるのかわからず。汗
でもハンガリーの人はみんな英語も上手でしたよ。
浴衣着ていたおかげで、たくさんの人が声をかけてくれました!
「そのアメージングなコスチュームはなんだ?きもの?」「あなたの格好、最高にクール!」ってめちゃくちゃほめられた。
やっぱ欧米行く時は浴衣やわ。笑
たくさん写真も撮ってもらったけど、そのうちのひとりが俺にも写真送ってくれました。
どこ見てんだ?笑
いよいよパレードスタートです。
パレードは事前登録したフロートを見物するのではなく、イベントに賛同する人はフロートと一緒に歩いてください、という形式でした。
俺もテキトーなところで列にまじりパレード。
写真の通り、みんなレインボーグッズは身につけていても普通の服装。
ドラァグだったりセクシーなコスチュームは少なかった。
もちろん少しはいましたけどね。
パープルの髪のドラァグ?女装?のおねえさん。
上半身裸でセクシーなおにいさん。
気軽に歩きだしましたが、夏のヨーロッパ。地味に暑い。
しかも、1時間以上にわたって歩いて、後半少しバテました。汗
基本みんなフロートから流れる音楽に合わせて歩いているだけなのですが、急に「ヒュー」とか「イェーイ」とか一斉に大きな声をあげる場所があったので何かと思って目をやると、パレード会場のそばで「反LGBT」の人たちがパレードに対抗して集合していました。
パレード参加者は声を上げて彼らの罵声をかき消していたみたい。
実は2018年にもパレード中にファシストの妨害にあったけど、大音量の楽器演奏などで対抗したそうです。
暴力ではなく音楽や歓声で対抗って、平和的でいいな。
パレードで歩いている街の景色がきれいでテンションあがる!
そして、いよいよパレードの終着点につきました。
パレード終着点では特にイベントがあるわけではなく、ステージがあるわけでもなく自然解散。
とりあえず終着点についたところで「イェーイ」と歓声をあげて、そこからは各自、駅やバス停に向かいます。
あ、あっさりしてんなぁ。
俺も疲れたからバスでホテル帰りたかったんだけど、パレードのために道路が一部封鎖されてどこからバスに乗れるかわからなかったのでさらにホテルまで20分ほど歩きました。
ホテルの場所が解散場所から近くてよかったー。
プライドイベントはこれまで名古屋のNLGR、シドニーのマルディグラ、リーズ(イギリス)・プライド、グアム・プライドに参加したけど、それぞれイベントの流れや進行、参加者の雰囲気が違って楽しいな。
次はどこのプライドパレードに浴衣で参加しよーかなー。
友達と、できれば来年またマルディグラにあわせてシドニー行きたいね、と話してます。