東京駅で財布をなくした

名古屋から新幹線で東京に移動した日の話。

新幹線を降りてすぐお腹が空いたので、八重洲地下街の空いているお店に入ってオムライスを食べた後、それは起きました。

財布がない。

支払いなのに、財布がない。

あれ。

しかしまぁ、名古屋からスーツケースをひいて移動してきたところで、手もとのバッグの中にもパソコンやら荷物が多いので底に埋もれているのだろう。

そう思い、とりあえずは1万円ぐらいチャージしてあった交通系カード(JR東海のTOICA)で支払いを済ませました。

そして店の外に出て、歩いている人たちの邪魔にならないように壁際に寄ってバッグの中をくまなく捜索。手をツッコミ、顔をツッコミ。

ない。

やっぱりないーーーっ!

え?え?!

やっとここで心に灯った不安の種。

とりあえずどうすべきか。

お店の前にはいつのまにか数人が並んていてそんな俺を見ているので、恥ずかしい。

とりあえず離れよう。

そして、駅のほうに戻って、そこからさっきまでいたお店に電話。

座っていたソファーかその足もとに財布が落ちていないか聞いてみましたが、残念ながらない、とのこと。

だよねぇ。

もう後は、新幹線か駅で落としたとしか思えない。

クレジットカードも免許もマイナンバーカードも入っているので、このまま財布がないと誰かにお金借りないとグアムに帰る日まで過ごせない。泣

42歳なのに。

ちょっと泣きそうになりつつ、すがるような思いで八重洲南口のJR東海の改札に行き、駅員さんに事情を伝えました。

幸いJRのEXアプリで指定席を予約していたので乗っていた新幹線の号車や座席番号はわかります。

それを伝えると駅員さん、落し物センターに電話をして、俺の財布が見つかっているか問い合わせをしてくれました。

コールバックが来るのでしばらくお待ちください、と言われ10分ぐらいかな。

忙しい中申し訳ない。

メインの改札ではないのであまり人の姿はなかったけれど、外国人のおばちゃんが、成田行きのバスに乗り遅れた!成田エクスプレスに乗りたい!飛行機に乗り遅れる!と慌てて駅員さんに聞いていました。

成田行きのバス、すぐそこから10分沖ぐらいに出てると思うけどな。

しかもここJR東海の改札だけどな。成田エクスプレスはJR東。

でも、そんなこと外国人にはわからないよね。

駅員さんも慣れているようで、地図を出してJR東の切符売り場への行き方を案内していました。

そして、おばちゃんが去るとちょうど俺の財布について落し物センターからコールバックが入りました。

内心どこか「ないんだろうな」とあきらめて待っていたのですが、駅員さんからの回答は「忘れ物センターにありました。あと10分で今日は閉まってしまうので、忙しでそちらに行ってください」

か、神ーーーーっ?!

まさかまさか。本当に新幹線の中に落としてた。そして、拾ってくれていた。

駅員さんにお忘れ物ご案内表というものをもらい、それを持って少し離れた落し物センターに向かいます。

えー、こちらが、JR東海の東京駅忘れ物窓口。

めちゃくちゃ混んでるーーー!

み、みんなすごく落し物、忘れ物してるのね。俺もその1人。

並んでいる間に担当の職員さんが先に1人ずつ要件を聞いていたので会話が聞こえたのですが、新規で忘れ物を届ける人より、俺のように見つかった忘れ物を引き受けに来ている人が多そうでした。

窓口だけではなくLINEを使って自動検索ができるらしくて、それで見つかった、と言っている人もいました。

いまどきー。

並んでいる間に営業終了の20時を過ぎましたが、並んでいる人たちは全員対応します、と声をかけてもらい、ほっ。

日本って、すばらしい。

そして、俺の番がきたので窓口で先ほどもらった案内表を出すと、ちゃんと無事に戻ってきました、俺の財布!!!

しかも、3万円入ってた現金も抜かれてないーーー!

日本って、すばらしい。(2回目)

最初に対応してくれた改札の駅員さんが、「ここではなく忘れ物窓口に行ってください」とあしらわず、手間なのに電話で確認をしてくれたおかげで今日中に財布を受け取ることができたんだよな。

せめてものお礼に、近くの売店でサンドイッチとパンとお茶を買って、改札に戻って駅員さんにお礼を伝えて渡してきました。

電車に乗る時は財布と携帯、気をつけないとな。

自分のマヌケさと日本のすばらしさを再認識した出来事でした。

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