前回の続き。
ユナイテッド航空でグアムから成田に到着し、ここから入国手続きです。
COVID-19のせいで検疫の手続きが多いのは以前からですが、今回さらに厳しくなっていた。
前回、前々回の時の流れはこちら。
大まかな流れとしては前回と同じです。
まず飛行機から、乗り継ぎの人、成田で入国する人に別れて順番に降機します。
以前は乗り継ぎの人から降ろされましたが、今回は入国の人からでした。
俺含めて10人もいませんでした。
乗り継ぎの人たち、たぶんアメリカ本土に行くアメリカ人たちですが、みんな自分の順番まだなのにでかいからだとスーツケースで通路を占拠して動かないから降りるの大変だった。
やっとの思いで降りたら、空港スタッフの誘導でこのイスが並んだ場所へ。
ここに座り、スタッフたち(みんな若い。たぶん派遣かアルバイト)に書類のチェックを受けます。
陰性証明があるか、ワクチン接種証明があるか、誓約書の記入は終わっているか、質問票の記入は終わっているか、など。
とにかく紙、紙、紙。
ここから検疫にさらに案内用紙などを渡されて紙が増えるので、クリアファイルは持っていたほうがいいと思います。
以前はここで30分ほど待機しましたが今回はすいていたのですぐに次のブースに案内されました。
空港からの移動手段を確保しているか、待機場所は確保しているか、ここで細かくチェックされます。
俺は入国者が使えるnearMeというハイヤーサービスを予約していたのですが、それが政府が許可した入国者用の移動手段ではないからダメ、と言われました。
え?!でもnearMe自体が入国者が使えるって宣伝してるし、前回もそれ使ったのに!
ほら。
この画面を見せて説明すると、係員(たぶん派遣かアルバイト)が近くにいた制服を着た検疫官に声をかけ、検疫官が「あー。うん。これなら大丈夫です」と許可してくれました。
ちなみに、検疫官の許可前に係員から「他にもnearMeをご予約されてる方いるんですが、みなさんキャンセルして他の移動手段を手配いただいています」と言われました。
もしそうだとしたら、その人たちかわいそうだな。ムダにキャンセルさせられて。。。
さて次は唾液での抗原検査です。
以前と変わらず、壁に貼られた梅干しとレモンの写真を見ながら、男子トイレの立ちションエリアみたいなブースで自分で容器に唾液採取。
それを係員に提出すると、次はスマホの中身やアプリの確認カウンターに誘導されます。
今日本に入国するためにダウンロードしておかないといけないアプリはCOCOAとMy SOSとグーグルマップ。
COCOAは陽性者との接触確認アプリでただ入れておくだけ。
グーグルマップは陽性と判明した場合に行動記録を確認するんだと思いますが、隔離期間中に特に使うことはありません。
メインはMy SOSです。
これは、検疫からかかってくるビデオコールに出たり、隔離場所の位置情報を登録したり、登録した場所にいるかの現在地報告に使います。
てか、アプリころころ変わるな。
前回入国時はOELとスカイプでした。
前々回はLINEでした。
俺の帰国タイミングにはかぶらなかったけど、OELの前にはOSSMAってアプリの時もあったみたい。
新型コロナが発生して1年以上が経過してまだアプリをコロコロ変えてるところに先を見通さずその場のことだけ考えてアプリを導入してきたセンスのなさを感じますが、My SOSはこれまでのアプリよりかなり改良されていたので、たぶんこれが最終かな?
そう願う。
My SOSについては次のブログで詳しく書くとして、入国手続きに戻ります。
4つか5つのカウンターを順番にまわりながら、アプリがインストールされているか、スマホはアプリを正常に使えるよう通知やGPS、Bluetoothの設定がされているか、登録したメールアドレスは正しいかなどのチェックをされます。
スマホめちゃ見られるので、恥ずかしい待ち受けとかやめといたほうがいいですよ。
恥ずかしい通知も来ないように。(出会い系のマッチングとか。笑)
そしてその後、最後のカウンターで書類や隔離場所の最終チェックを受け、そこからはベンチに座って抗原検査の結果待ちです。
俺はたった3時間半のフライトの間に仕事のメールが大量にたまっていたので、パソコン開いて仕事しながら待機。
結果は1時間待つか待たないかぐらいで出ました。
もちろん、陰性!よかった。
ちなみに結果を教えてくれるカウンターの係員は制服を着た正規の検疫官でしたが、そこに誘導する案内係の若い男の子、たぶん派遣かアルバイトの子はフェイスシールドを後ろにまわして頭側につけ、顔をガードしていませんでした。
わかるかな?後頭部にフェイスシールドしてたんです。
マスクだけでフェイスシールドが不要なら最初からつけなきゃいいし、必須ならちゃんとしろよ、、、と思いました。
空港でそういう対応してると、入国者と規範意識が緩みます。
ま。混んでたしクレーマーになりたくないから言わなかったけどね。
正規の検疫官がちゃんと指導してくださいね。
陰性の証明であるオレンジのカードをもらって手続きは完了。
ここから、通常通りの入国審査、税関での荷物申告になります。
全体的に流れは以前よりスムーズでしたが、確認内容は厳しくなって要る印象を受けました。
以前は、空港からの移動手段は口頭確認だけでしたが、今回は予約内容を見せるように言われたし。
入国者用ではない普通の電車を予約してしまっていた人は、その場でキャンセルして新規で入国者用の移動手段を予約するよう言われていました。
まわりにも聞こえる声で「外に出てから予約する」と反論していましたが、それでは通せない、と言われていました。
以前から入国者が宅配カウンターからスーツケースを送って、手ぶらでさらっと電車に乗ってしまうという問題が起きていたので、その対策が厳格化されてようです。
それ自体はいいことですね。
まだまだ抜け穴はありそうですが。
そんなわけで、無事、日本に入国しましたー!