ミュンヘンに来た主たる目的!
それはノイシュヴァンシュタイン城に行くことです。
今回の旅のハイライトの1つでもあります。
調べたところ自力で行くのは少しめんどくさそうなので今回は現地のバスツアーを申し込みました。
ノイシュヴァンシュタイン城とリンダーホーフ城をめぐるツアー。
集合場所はミュンヘン中心部にあるデパート前なんですが、小心者なので前日に場所確認しておきました。
そうして当日。
いろいろなところに行くツアーのバスが並んでいます。
これなら前日見ておかなくてもすぐわかったな。
ただ駅が地下にあるのでどの出口から出たらいいのかは少し迷いました。
下見は地上を走るトラムで行っちゃったからさ。下見の意味なし。
リンダーホーフ城・ノイシュヴァンシュタイン城行きツアーのバスはこれ。
乗客がそろうのを待つ間、いかつい髭面の運転手さんがプレッツェルをかじっていました。
あぁ、ドイツ。
女性の添乗員さん付き。
現地ツアーだけど参加者はほとんど外国人(イギリス人が多かった)なので、ドイツ語はなく英語だけでの説明でした。
車に乗って数時間走り、まず向かうのはリンダーホーフ城です。
車窓からは旅にきたぞーってテンションになる風景。
ちなみにこのツアーには城の入場料は含まれておらず、入場したい人はバス内で添乗員さんからチケットを購入します。
もちろんほとんどの人が購入。
最初からそのぶんツアー代に上乗せして含めておいてくれたほうが楽なのに、入場しない人もいるのかな??
さて、そんなこんなしているうちにリンダーホーフ城に到着。
観光センターみたいなところの駐車場にバスは留まり、10分ほど山の中を歩きます。
と言っても舗装された道だから楽々。
ちなみに城の中はパンデミックによりFFP2(N95相当のヨーロッパ規格)のマスクをしていないと入れないので、マスクを持っていなかったり布マスクなどしか持っていない人はこの観光センターで1枚1ユーロで購入が必要です。
日本では推奨されている不織布マスクでも入れないので注意。
俺はウレタンのピッタマスクをしていたので、ここでちゃんとしたマスクを購入しました。
入場時間は分単位で細かく決められているので、同じツアーの人でも何組かにわかれて時間のチケットに書かれた時間になって案内係に呼ばれるのを待ちます。
それまでは城の前の噴水まわりをウロウロして待ちます。
噴水の向こうの白い展望台みたいなところにはチケットなしで登れますが、そこまで行くと入場時間に遅れそうなのでそっちは後回し。
そしていよいよ、お城に入る時間になりました。
そんな巨大ではないけど、きれいなお城。
ノイシュヴァンシュタイン城と同じくバイエルン王ルートヴィヒ2世が建てたお城で1878年完成だそう。
城の中は現地ガイドのおじさんが案内してくれます。
わかりやすい英語で説明してくれますが、英語が母国語以外の人には翻訳されたガイドブックも渡してくれました。
俺は日本語。他にイタリア語ともうひとつあまり聞き馴染みのないヨーロッパ言語(どこだったか忘れた、、、チェコかハンガリーか確かそのあたり)の人がいました。
城内は残念ながら撮影禁止。
でもルートヴィヒ2世らしく、比較的新しいのに豪華なロココ調でした。
ピアノが置かれた部屋ではガイドさんが「ルートヴィヒ2世はこの部屋で心酔していた偉大な作曲家ワーグナーがピアノを演奏し、その音楽が城中に響き渡ることを期待していたが、その夢が実現することはなかった。現実にこのピアノを弾いたのは王自身だったが、ピアノの腕は大したことなかったと言われている」と説明してくれました。
後世にそんなエピソードを語られてかわいそうなルートヴィヒ2世。
あと印象に残ったのは、エレベーター式の食卓かな。
食事を乗せたテーブルが、そのままエレベーター式に王のいる部屋に運ばれてくるんだって。
ハイテク。
ワインとか倒れてこぼれそう。
あ、ドリンクはテーブルがセットされてから給仕が注いでくれるのか。
王様だもんな。
城の中のツアーが終わると、裏庭側の出口から外に出ます。
やっぱり全体的にメルヘンチックというか、ルートヴィヒ2世の夢があふれている感じ。
さて。バスの集合場所までまだ少しあるので、最初に写真を載せた展望台のような建物にも登ってみます。
城をはさんで噴水の反対側。
階段を登ってそこから城を見下ろすと
あーきれい。お城っていうか宮殿みたいな作りだね。
少し目線をひくと、山に抱かれてる感じがまたいい。
ぼーっと眺めていたら、噴水が動き出し水が噴き上がりました。
この写真だけ見たら普通の噴水に見えるけど、実は、とんでもない高さまで水が噴き上がります。笑
ほら。
なんの演出なの?!笑
みんな慌ててカメラ向けてた。
さて、それではバスに戻り、いよいよノイシュヴァンシュタイン城に向かいます。
次のブログに続く。