7月14日(金)

いつものようにネットで航空ニュースをチェックしていたら、超ビックリなニュースが!
「ANAが大型旅客機B747-400の売却を決定」というニュースです。
確かにANAの中期経営戦略にはB747-400の退役を進めると書いてあるけど、まさかこんなに早く着手するなんて!
ANAの機材更新に対する積極性、すごいですね!
だって、B747-400なんて、世界中の航空会社がまだまだメインの機材として飛ばしまくっている飛行機ですよ。
素人知識ながらちょっと解説すると、B747というのは、俗に「ジャンボジェット」と呼ばれる飛行機です。
今ある飛行機の中で一番大きい飛行機ですね(開発中のエアバスA380が就航したら、そっちが最大になるけど)。
ただ、一言にB747と言っても、またその中にイロイロなタイプ(派生型)があるんです。
-100型、SR型、SP型、-200型、-300型、-400型などなどですね。
もっともっとたくさんありますよ。
-400型だけでも、-400Dとか-400ERとかシリーズになっていますから。
そうやってイロイロ改造してまで世界中で使われ続けている大人気の飛行機なのです。
その中で一番新しいのが、今回ANAが退役を進めると言っているB747-400シリーズなのです。
一番新しいんですよ?
それを、段階的にですけど引退させると言っているのですよ?
すごいと思いません?
俺がこれほど驚くのは、JALとのギャップがあまりに大きいからです。
JALは、一番古いB747-100シリーズの飛行機を未だに飛ばしています。
JALも機材の更新を進めたいとは言っているけど、資金の問題や、路線規模の大きさがネックでなかなか思うようにいかないみたいですね。
日本の航空業界を引っ張ってきた往年のナショナル・フラッグ・キャリアとしてがんばってほしいところです!
機材の更新は、安全性や経済性に直結します。
まず安全性についてですが、古い飛行機はとうぜんガタがくるし、使われているシステムも古いですからねぇ。
B747-400シリーズは、それまでのシリーズ(それまでの派生型をみんなまとめてB747クラシックと呼んだりします)に比べて格段に安全性が増したと言われています。
次に経済性についてですが、新しい飛行機の方が当然燃費がいいです。
さらに、飛ばしている機材の種類が少ない方がパイロットなどの訓練費用が安く上がります。
そうした観点から、機材の更新はどの航空会社にとっても大きな課題のはず。
JAL、ANAのどちらにも、機材更新をがんばって、安全で経済的なフライトを実現してほしいものです!

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