最近読んだ本。

なんか・・・胸がドキドキする。
まさか、恋?
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・じゃない。
そんなわけない。
このいやーなドキドキは、心に不安の波が襲ってくる前触れ。
あーーーヤバイなぁ。最近、ほんっと心が不安定なんだよなぁ。
特に、一人で部屋にいる時。
友達とか職場の人とか、誰かと一緒にいれば全然平気なんだけどなぁ。
今、薬飲めば不安症状から逃げれるかな?
手持ちの薬が少なくなってきたので、今日はいつものメンタルクリニックに行って薬を処方してもらってきました。
少し薬、変わりました。
これまでメインで飲んでいたSSRIというタイプの抗うつ薬、ジェイゾロフトが消えて、弱めの抗不安薬、セディールという薬が加わりました。
睡眠導入剤は、いままで通りハルシオン。
先生に最近の症状を伝えたら、「抗うつ薬を飲んでいると気分の浮き沈みが大きくなることが多いんですよ。抗うつ薬を飲んでも過食が減っていないようならば、抗不安薬に変えましょう」と言われ、SSRIが消えたのです。
この処方、大丈夫かい?
SSRIは大学生の頃、初めてメンタルクリニックに通いだした時からずっと処方されていたので、なくなるのがちょっと不安。
最近飲んでいたジェイゾロフトは、初期に処方されていたデプロメールより副作用が少なくて、けっこー気に入っていたしなぁ。
でも、先生を信じてしばらく新しい薬で様子みよ。
それでダメなら、病院変えよ。
とゆーわけで、今、このブログ書きながら新参者のセディール飲みました。
これで胸のドキドキが収まるか・・・乞うご期待!笑

話題はガラッと変わりまして。
最近読んだ本の話でもしようと思います。
先日、『戦場から女優へ』(サヘル・ローズ)という本と、『女は賢く勁(つよ)くあれ!』(金美齢・櫻井よしこ)という本を読みました。
まず『戦場から女優へ』についてですが、この本は、イラン人である著者のサヘル・ローズが、戦争で家族を失ってから日本に移り住み、現在に至るまでの半生(といっても、まだ20代前半だけど)を描いたノンフィクションです。
表紙には著者の写真が載っています。
どこかで見た顔・・・と思ったら、何回かテレビで見たことがある、滝川クリステルの物まねしてる人だ。
この人、てっきり芸人だと思っていた。女優なんですね。
過去に、戦争で家族を失ったり、孤児院で生活したり、住むところを失ってホームレス生活をしていたという事実に、ビックリしました。
あと、日本語のうまさにもビックリしました。
文章は校正されているのだと思いますが、読んでいて違和感を感じる部分はまったくありません。
中東の女性の本だと、大学生の頃『生きながら火に焼かれて』という本を読みましたが、この『戦場から女優へ』は、その本とは違い重い気分にならずに読むことができます。
たぶんそれは、著者が常にポジティブな姿勢で過去を振り返っているからだと思います。
内容のわりに、読みやすい本です。

『女は賢く勁くあれ!』は、タイトルではなく著者にひかれて読みました。
金美齢と櫻井よし子の対談本なのですが、俺、テレビの討論番組などで歯に衣着せず相手にズバっと斬り込んでいく金美齢が好きなのです。
外見は、美容家の佐伯チズにちょっと似てますよね。笑
本の内容は・・・まぁ賛否両論あるでしょうね。
著者二人のこれまでの人生を振り返りながら、女性のあり方、家族のあり方、教育のあり方などについて語られているのですが、俺個人としては、あんま納得いかない部分もあります。
どちらかというと、「古き良き女性」を良しとする感じなので。
ただ、「なうほど」と思う部分もあるし、台湾独立に力を注いできた金美齢の生き様はカッコいいと思います。
ただ、こういう対談は本よりも映像で見たほうがいいっすね。
なんか、その場の勢いが伝わってこない。
対談本だと、これまで読んで一番面白かったのは、上野千鶴子と小倉千加子の『ザ・フェミニズム』。
タイトル通り、フェミニズムについて語られているんだけど、フェミニズムに興味なくてもたぶんすらすら読めます。
お二人とも高名な学者さんなのに、掛け合いがなんかコントみたいなんです。
おススメ!

ちなみに俺がこれまでで一番ハマった作家は中村うさぎなのですが、今日、その新刊『ババア・ウォーズ/新たなる美貌』というエッセイを買ってきました。
中村うさぎ、以前と比べて本を出すペースが遅くなった気がするんですが、気のせいでしょうか?
以前ほど借金に苦しんで印税の前借をしていないからかな?
ファンとしては、もっともっと頻繁に作品を読みたい限りですが。
また読み終わったら、感想書きます。

4 Replies to “最近読んだ本。”

  1. 僕は数年来トレドミンがメインですよ。
    やっぱり最近不安が強くて、安定剤をレキソタンに変えて貰ったら落ち着きました。
    不安になるときの気持ち、分かりますよ~
    僕の場合は、内科の医者に吐き付けられた暴言も不安の一因だったんですけどね。
    メンタルクリニックの先生からは、「内科は別の先生に行きなさい」と言われましたし、迷わず転院しましたよ。
    それが正解でした。

  2. > コウタ
    医者との関係も相性ですよね。
    今の先生は、あんま相性よくないかも・・・。
    悪くもないけど。
    なんか最近、不安衝動が急に襲ってくるようになりました・・・。
    どくんって、胸にくる・・・。

  3. はい、私は金美齢と佐伯チズの区別がつかない一人です(苦笑)。
    古き良き女性、私も好きです。

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