いよいよ今回の旅のハイライトのひとつ、エティハド航空のビジネスクラス搭乗です。
アブダビから香港まで飛びます。
機材はアブダビから成田や名古屋に飛んでいるのと同じ、B787-9です。この路線ではファーストクラスの設定はありません。
乗り込むと、中東チックな音楽が流れています。雰囲気もどことなくアラビアン。
いいねー。
俺の席は窓側です。
サイドテーブル的なものがふたつあります。
ひとつには最初からアメニティーポーチが置かれていました。
ACQUA DI PARMA。イタリアのブランドですね。
買収したアリタリアのフライトでイタリアから輸入してんのかな。笑
中東の航空会社ですが、エミレーツやカタール航空同様アルコールももらえます。シャンパーン。
サイドランプがおしゃれだよな。こういうタイプの機内照明初めてみた。
もちろん手元でオンオフ設定できます。
座るとすぐにクルーがおしぼりを持ってきてくれました。
ウエルカムドリンクはシャンパンもらったけど、シートには初めからミネラルウォーターもセットされてます。
写真ボケててごめんなさい。
そして、座席まわりで一番驚いたのがこれ!
わかりますか?なんと、手元のコントローラーで座席のかたさを調整できるんです!
空気圧で調整してんのかな?これも初めてみた。
エティハド航空、最近はあまり業績が芳しくないようですが去年まではエミレーツとカタール航空に追いつくためかがんがん金かけてサービスを磨いているイメージでした。
ファーストクラスでは機内シェフまで乗せているというあたりも、気合い入ってます。
ビジネスクラスには残念ながらシェフはいませんが、フードアンドビバレッジマネージャーという白いジャケットのクルーがいます。
エティハド航空によると「世界中の一流ホテルや一流レストランで培った経験のあるホスピタリティーのエキスパート」とのこと。
そのエキスパートにサーブしてもらった機内食がこちら。
食事はとても美味しかった。
が。
サービス面は、残念ながらカタール航空のビジネスクラスに軍配が上がるかな。
カタール航空は、何も言わなくても食事したいなとメニューを手に持ったらどこからかクルーが見ていて「お食事にしますか?」と声をかけてくれたし、絶妙のタイミングで空いた皿を下げてくれた。
エティハド航空のフードアンドビバレッジマネージャーは、悪くはないんだけど、どちらかというと向こうのペースでサービスが進んでいくイメージでした。
いや、それが普通だよね。カタール航空が素晴らしすぎた。
オーバーナイトフライトなので食事後は座席を倒して寝ましたが、残念ながらエティハドクルーはベットメイキングもしてくれなかったな。
頼めばしてくれたんだろうけど。
ただ、このトイレの雰囲気なんかも見てもらうとわかると思いますが、
デザインの洗練さはエティハドが抜きん出てます!
中東感を残しつつ、現代的でオシャレ。
黒がつや消しだからかな?黒とゴールドの組み合わせなのにいやらしくなく上品。
ぜひまた乗りたいですね。
エミレーツが買収交渉しているという報道もあったので、この先が気になる航空会社です。
さて、定時に香港到着。ここからフェリーでマカオに移動します。