軍誘導で隔離ホテルへ(2021年3月)

前回の続きです。

グアム空港に到着。この時点では空港はかなり空いていました。

普段はアメリカ人と永住者、ESTAやビザ保持者、ビザ免除での訪問者で入国審査レーンが別れるのですが、人数が少ないので全員同じレーンに並びます。

外国人なのにアメリカ人の前に並ぶとなんか申し訳ない気持ちになる。。。

入国審査自体は通常通り。

ビザを見せて指紋採取、顔写真撮影を終えてあっさり入国。

しかし、コロナ対策でいつもと違う動線が用意されているのはここからです。

この先は普通は荷物を引き取るターンテーブルですが、今はターンテーブルの前にPublic Health(公衆衛生局、、、とでも訳せばいいのかな)のカウンターが設置されています。

そこで機内で記入した健康アンケートを見せて、健康状態について簡単に質問されます。

特にコロナの症状がない場合、隔離の案内を受けます。

「自主隔離に同意されますか?同意されない場合は非自主隔離になります」と聞かれました。

同意しようと同意しなかろうと隔離されるのは一緒。

もちろん同意し、政府手配ホテルでの自主隔離へ。

【注】2021年5月からグアムではワクチン接種が完了しており所定の証明を提示した場合は隔離免除になっています。このブログは3月時点の体験です。

ターンテーブルに進んで荷物を受け取り税関を通ると、出口は締め切られており、また新しいカウンターが用意されていました。

そのカウンターに座っているのは制服を着た米軍の人。

そう、隔離はPublic Healthと協力して軍が管理しているのです。

そのカウンターで、隔離について詳しく説明を受けます。

食事が3食出るのでアレルギーがないか、持病がないかなども聞かれます。

大きなスーツケースを持っていたから「日本から俺たちへのお土産はないのー?」とか冗談言われて和やかな雰囲気で手続き完了。

グアムのこういうとこ、好きだなぁ。

荷物もここで再度預かってくれます。

隔離ホテルまで運んで、部屋まで届けてくれるそう。

そして、この広い待合スペースである程度の人数がそろうまで待機します。

10人を超えたぐらいで「出発するよ」と声をかけられてバスへ。

バスの中には軍の人はいませんでしたが、隔離ホテルまでパトカーがぴったりくっついて先導していました。

そこまでするんだねーとバスの中、少しざわついていました。

確かに警察と米軍がいるとけっこう物々しい雰囲気が漂います。

でもそのおかげでスムーズに隔離ホテルまで送り届けてもらえるんだから、感謝。

そして隔離ホテルとなる、Dusit Beach Resort Guam(元アウトリガー)に到着です。

次回に続きます。

【注】

先ほども書いた通り、現在グアムはワクチン接種が完了しており所定の証明を提示した場合は隔離免除になっています。このブログは3月時点の体験です。

コロナの状況により隔離のルールや手続きは変わると思うので、実際に渡航する人は自身で最新の規定をご確認ください。

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