アビアンカ航空(コロンビア)の親会社であるアビアンカ・ホールディングスが米連邦破産法11条の適用を申請しました。
コロナの影響で収入が8割も減少したためだそう。
今後は運航は継続しながら、コロンビア政府の支援などを求めていくようです。
アビアンカ航空は日本には就航していないので多くの人にはなじみがない航空会社かもしれませんが、南米ではLATAMに続いて2番目に大きな航空会社。
ANAと同じスターアライアンスに加盟しています。
去年夏には系列会社であるアビアンカ・ブラジル航空が破産申請をしてスターアライアンスを脱退していたので、親会社のアビアンカ・ホールディングス自体あまり余裕がないのかなと思っていましたが、コロナの打撃を受けてついに破産申請となってしまいました。
多くの日本人にはあまり馴染みがないであろうアビアンカも、マイラーの間ではそこそこ認知されている航空会社です。
ANAなどスターアライアンスの特典航空券をそこそこ少ないマイル数で予約できるので。
特にビジネスクラス。
よくマイルをキャンペーン価格で販売しているので搭乗しなくてもマイルを入手できる、というのもマイラーをひきつける理由のひとつだと思います。
俺自身、そうだから。あ、なんちゃってマイラーですが。
これまで何度かアビアンカ航空のマイルで特典航空券を発券しました。
この時のエバー航空とか、そうです。
当然気になるのは、この先、今持っているマイルやすでに発券している特典航空券がどうなるかですよね。
コロナのせいで世界的に旅行自粛が必要な現状なので発券済みの特典航空券を持っている人は少ないかもしれません。
俺も、3月にアビアンカのマイルで発券したフライトをキャンセルしたので、幸い手持ちの特典航空券はありません。
ただ、マイル残高はあります。
約6万マイル。
アビアンカの破綻で仕事を失うかもしれない人たちのことを思えば微々たる影響なのですが、やはりこのマイルが消えてしまうのか気になります。
運航は継続するという発表があるものの、この先どう再建されるのかはまだよくわかりません。
アビアンカ航空のマイレージプログラムはLife Mileという名前ですが、これはアビアンカ航空とは独立した会社になっています。
なので、財政的にアビアンカ航空の再建プランに組み込まれることはないし、マイルも特典航空券も有効、というメールが来ていました。
ただ、、、ドイツのエアベルリンが破綻した時、そのマイレージプログラムであるTop bonusからも同じようなメールきてたけど結局Top bonusもなくなっちゃったんだよなぁ。
だから、やはりアビアンカ自体の再建プランが示されるまでは安心はできない。
100年もの歴史がある航空会社だし、なんとか運航も雇用もマイルも維持して立ち直ってくれることを祈ります!
そうしたら、もっとマイル購入して売上貢献するよ。
がんばれ!アビアンカ!