今日7月21日、グアムはLiberation Day(解放記念日)という祝日です。
なんの解放記念日かというと、第二次世界大戦中にグアムを占領していた日本から解放され、アメリカに復帰した記念日です。
日本人としては複雑な祝日でもありますが、事実から目をそらすわけにはいきません。
グアムに住む日本人として、この地で亡くなった日本兵を悼み、そんな過去を乗り越えて今日あたたかく日本人を受けれてくれているグアムの人たちに感謝したいと思います。
今日はそんな過去に向き合い、この地で亡くなった人たちに思いをはせるため、太平洋戦争国立歴史公園に行ってきました。
ここはアサン海岸というところにあり、ちょうど77年前の1944年7月21日にアメリカ軍が上陸した場所です。
今では家族連れがバーベキューをしたり海水浴をしているのどかな場所ですが、ここから上陸したアメリカ軍によってグアムは奪還されました。
言い換えると、ここから上陸したアメリカ軍の手によって日本軍は掃討されたわけです。
グアムでは約19,000人の日本人が戦争で亡くなったそうです。
今日、グアム住んでいる日本人は約3,200人。その6倍近い日本人が亡くなったということです。
歴史公園を奥に進むと、いくつも石が積み上げられていました。
誰がどういう意図で積み上げたんだろうか。
そこにも地元の家族連れがいて、手を合わせるには少し視線が気になったのでさらに奥へ。
やっと見つけた人目のない場所で、静かに目をつぶり手を合わせました。
どうか、この地で亡くなったすべての人が安らかに眠れますように。
ちなみに、、、その後、この段差ですってんころりと転び、ひじと手の平をすりむきました。汗
痛い。泣
77年後の日本人はひ弱だなと笑われてしまったかな。
その後夜には花火と、初めての試みとなるドローン100台によるライトショーがありました。
コロナ対策の奨励と医療関係者などへの感謝、そしてグアム解放の歴史についてトータル約10分のショーでした。
ドローンのライトショーって初めて見たけど、すごく正確に描画できるんですね。
人の手で操作しているんじゃなくてプログラミングされているんだろうけど、すごい!
次は終戦記念日に、南太平洋戦没者慰霊公園にある平和寺に手を合わせに行こうと思います。
>そこにも地元の家族連れがいて、手を合わせるには少し視線が気になったのでさらに奥へ。
>見つけた人目のない場所で、静かに目をつぶり手を合わせました。
ここが、奥ゆかしくて良い感じですね。
そのあと、まさかのオチがあるとは思いませんでした。
傷口は、きちんと消毒(その場で水洗いができれば)をされたほうがよいと。。