名鉄グランドホテル宿泊記

前回の続きです。

出張で全国行脚。

東京に2泊し、次は名古屋に移動します。

プライベートなら愛知で今泊まりたいホテルは犬山にあるんですが、今回は出張なので移動に便利な名古屋駅のホテルに泊まります。

JR直結のマリオットアソシア、、、ではなく

名鉄バスターミナルに直結のこちら。

名鉄グランドホテルです。

名古屋鉄道系列のフラッグシップホテル。

1967年開業とかなり古く、部屋の狭さや経年劣化によりラグジュアリー感はないです。

が。

「一昔前のシティーホテル」の風格により、そこらのビジネスホテルとは一線を画しています。

専用エレベーターで11階のフロントまで上がると

ほら、この雰囲気。

「オールド」と呼ぶか「クラシック」と呼ぶか、なんとも難しいはざまにいるホテルですね。

しかし名鉄による名古屋駅の再開発にともない建て替えが近いとされており、泊まるなら今しかない!

ということで、あえて今回予約してみました。

ちなみに以前系列の名鉄ニューグランドホテルには泊まりましたが、こちらはすでに閉館しています。

フロントでは、チェックインしている間つまめるように無料の飴が置いてありました。

美容院みたいだね。

チェックイン後に客室フロアへ上がると、廊下も雰囲気あります。

部屋は狭いのに廊下は無駄に横幅広い。笑

そして自動販売機コーナーもやたら立派です。

価格がちょっとぼり気味なのも、古き良きホテルの風情を感じます。笑

さてさて、それでは客室へ。

カードキータイプではありますが、タッチではなく差し込み式。ちょい古。

部屋は17平米のスタンダードダブルです。

狭いけど、カーペットのためか家具の雰囲気か、安っぽくは感じない部屋ですね。

コンプの水は1本。

バスルームはもちろんユニットバスです。この狭さの部屋ですからね。

壁がアクセントクロスみたいになっているから、リノベーションしたんでしょうね。

シャンプーなどのブランドは聞いたことがない、、、というか、裏面を見ても情報がなく、ポーラ製ということ以外は不明。

アメニティーもホテルのロゴがあるわけでもなく、こだわりはなさそうです。

しかし、そんなことはいいんです。

何しろ最高なのは立地とコスパですから!

窓からは名古屋駅前のモード学園スパイラルタワーズが見えます。

この立地で、朝食付で1泊1万円程度。

朝食も悪くなかった。

場所は最上階18階のアイリスというレストランです。

他の館内レストランは和食、中華、バーなのでここがメインダイニングなのかな?

種類は「朝食をがんばっているビジネスホテル」には負けています。

が。

一生懸命名古屋めしを入れてくれているところは好印象。

手羽先と串かつ(串かつは味噌つけないと名古屋めしではないけど)。

どて煮。

きしめん。

ひつまぶし。

そして!

小倉ホイップ。あんこと生クリーム!最強!

そして名古屋めしだけではなく、ちゃんとしたエッグステーションもありました。

オムレツに明太子ソース、うまかった。

2泊しましたが、スタッフの対応含めて良いホテルだったな、と思う滞在でした。

再開発後には新たにホテルができるらしいけど、名鉄グランドホテルの名前は残るのかな。

同じく名鉄ホテルの中で格式が高かった名鉄犬山ホテルがIHGブランドのインディゴにリブランドしたことを考えると、ここはインターコンチネンタルあたり狙ってそうだなー。

隣の金山駅にあるIHG系列のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋も名鉄の資本入っていますしね。

その前に名鉄グランドホテルに泊まる経験ができてよかったです。

数年もしたら懐かしい思い出になっていそう。

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