12月4日。会社に辞表を出しました。
今年の1月20日入社なので、まるっと1年。
早すぎる退職だとわかっているのですが、まぁ要するに、俺にはうまくやれなかった。
マネージャーというタイトルとそこそこの待遇をもらっているにも関わらず、会社の期待に応えるだけの結果を出せない自分にどんどん自信を失くしていっていたのです。
そこに、ちょっとした事件が起きて「あぁ、これはきっと辞めるタイミングなんだな」と決心しました。
ちなみに上司は、とても優しかった。
辞意を伝えると、真っ先に「まずは私はあなたに謝ります。わざとではないけれど、あなたに、本来なら私が引き受けなきゃいけない部分も含めて過剰なプレッシャーをかけてしまい、守れなかった」と頭を下げられました。
あ、上司は日本人です。
その後3時間以上色々な話をしてくれ、引き留めてくれました。
休みの日の夜だったので、日付変わるまで。
それでも俺の意思が変わらないとわかった時の「あぁ、またひとり失ってしまった」という発言が心にぐさりと刺さりました。
俺の前任も同じような状況で辞めているらしい。
でも、普通なら俺のこと怒鳴ってもおかしくない状況ですよ。
30-40万円の費用かけて就労ビザとって、同業他社のマネージャーよりも高い待遇で雇い入れ、結局1年で辞めるなんて。
俺は俺自身が会社の期待に応えられていないことにストレスを感じていますが、上司も、さらに上の役員も「俺らはお前を雇って、たった1年で結果を出せるなんて思ってない。でも、お前にポテンシャルを感じてる。だから、2年でも3年でも待てる。お前自身が自分に高すぎるノルマを課すな」と言ってくれ、こんな優しい会社他にないと再認識しました。
いや、マジで俺、怒鳴られてもおかしくない状況なのに。
上司の上の役員まで、時間を割いて引き留めてくれるなんて。
みんな優しすぎる。
優しすぎて、決心した辞意が揺れ動く。
でも、もう決めたこと。
ここで残ってもまた辞めたくなる日が来る。
それなら、悩んで悩んで辞表を出した今回がタイミングなんだ。
自分にそう言い聞かせ、ありがたいみんなの引き留めをお断りしました。
ここに書いても仕方ないんだけど、ほんといい上司に出会えて、それだけで海外きてよかったと思えます。
もともとクールで仕事できてカッコいい上司なのですが、今回、「今の環境が無理なら、グループ会社で働く気はないか。せっかくのいい人材を失いたくない」とか「今回は離れても、5年後10年後にまた縁で一緒に働けるかもしれない」とかいつも以上に優しい言葉をかけられ、逆に困惑してしまいました。
泣かせる気？笑
惚れさせる気？笑
会社に迷惑をかけてこんなこと言うのは自己中の極みですが、もし1年前に戻れて、1年後こういうふうに仕事を辞めるとわかっていたとしても、それでも俺は入社していたと思います。
日本では出会えなかった人たちに出会え、良くも悪くもかけがえのない経験ができました。
海外で働くことで、日本の会社のいいところも、悪いところも感じられました。
次に俺は何をするのか。
悩んでいますが、決まったらまた報告します。
その前に、まだ帰国のタイミングも決まってないのでその報告が先かな。
今回の退職は、甘え。逃げ。
その通り。
でも、決めた以上、逃げたことを後悔しないような次の仕事を見つけます。
3年いれば期待に応えれるかもしれませんよ。
率直に言って、辞表は撤回してほしいなと思います。
上司も1年で結果を求めていないことが分かったのだし、ぼくも遊己さんに頑張って続けて欲しいと思います
遊己君ファンで同郷の不惑ゲイです。
貴方の行動力とバイタリティに感心しながら、ブログをいつも楽しみに読んでます。
少し休んで新たなスタートですね。
ブログ見させてもらってます★
充電して、またスタートして、ブログ更新されるの待ってます?
> kaeru33さん
コメントありがとうございます。上司にも、Managing Directorにも、社長にもありがたいことにそう言ってもらっています。
気持ちが揺れる時も正直あるけど・・・。
でも、やっぱり日本に帰ります。決めたことだから。
でも、応援ありがとうございます。うれしいです。
> お疲れさま さん
コメントありがとうございます。
去年さんざん休んだので、今回は極力休みを入れずに次のステージに立ちたいと思います。
履歴書送りまくっております。笑
> おつかれさま さん
コメントありがとうございます。
今の会社うまくやれなかったけど、消耗してはいないので、次のステージでも全力でがんばります。
ブログでまたいろいろ報告しますので、よろしくお願いします。