航空会社で働いていて、「こうなるといいのに」と思うこと。
1.オーバーブッキングによるアップグレード旅客に対してはエコノミークラスの食事を提供する
→座席のオーバーブッキングが発生した際、本来エコノミークラスの旅客をビジネスクラスにアップグレードすることは珍しくありません。その時、座席だけビジネスクラスを用意すればよいのに、なぜか食事までビジネスクラス用を提供するのです。エコノミークラスの運賃しか払っていないんだから、ビジネスクラスの座席を提供するだけで十分だと思うのですが。アップグレードした旅客のためのビジネスクラスミールを用意するために出発が遅れることもあって、なぜそんなシステムになっているのか非常に不思議です。
2.オンボード・ドクター、オンボード・ナースを乗務させる
→機内での急病に対応するため、ぜひ医師や看護師を乗務させてほしいです。「客室乗務員に、最低一人は看護師資格保持者を入れること」というルールを作るのはどうですか?
3.客室乗務員の業務連絡アナウンスはやめる
→「業務連絡。客室乗務員は、ドアモードをオートマティックからアームドに変更してください」
ホテルや一流レストランで、お客様に聞こえるような業務連絡アナウンスは聞いたことがありません。アナウンス用のハンドセットには内線機能があるんだから、内線連絡ではダメなんでしょうか?あるいは、ドアモードの変更は必ず毎便行うんだから、専用の指示ランプを全客室乗務員がわかる位置に付ける。今でも内線連絡の際、天井のランプがピンポンピンポンというアラームとともに点灯したりしてますよね?
4.機内誌の廃止
→シートポケットには、免税品の案内と機内エンターテイメントの番組案内、機内食のメニューだけあればいいと思います。
5.機内持ち込み手荷物のサイズ・重量の全社統一
→最近国内線では実現しましたね。「○○航空ではこの大きさで機内に持って行けた」と言われると困ってしまいます。「保安上の規定ですので、どうか受託手荷物にしてください」と一日何回頭を下げればよいのやら。それで受託手荷物の超過料金が発生する時はさらに厄介です。
6.予約と発券の一本化
→予約はあるのに航空券を持っていない、とか、きちんと航空券を持っているのに予約だけキャンセルされている、ということがたまにあります。予約と発券を一緒にすれば、そんな事態は避けられるはず。「発券すれば自動的に予約が入る。発券しない限り予約はできない」というシステムがシンプルでよいのでは?。航空券がイーチケット化して電子管理されている今なら可能なはず。それによってオープンチケットの発券はできなくなると思いますが。
7.保安検査と出国手続きの同一ブース化
→国際線で海外に出発する時は、チェックインを終えた後保安検査上で危険物などを持っていないか検査され、次に入管スタッフにパスポートを見せて出国手続きをします。空港によっては出国手続きを終えてから、各搭乗口で保安検査、という場合もあります。手続きがいくつものブースにわかれていることが、あまり頻繁に飛行機に乗らない方に「飛行機の乗り方ってよくわからない」と言わしめる原因だと思います。入管と航空会社で調整して、一つのブースで保安検査も出国手続きもできるようにできないでしょうか。ま。これは99パーセント無理ってわかってますが・・・。
以上。一応航空会社のグランドスタッフとして現場に立っていて思ったことでした。
なんか凄いなぁ!!
かっこいいなぁ!!
飛行機内にドクターとか
僕も有りだと思います。
2について。
一度、成田→バンクーバー行きのエアカナダ便内で、ドクターコール要請があって勝手に体が動いて対応しました。
はっきり言って危険です。聴診器もない・薬や処置具も満足にない機内で、話とか簡単な診察のみですべてを判断するのは無理があるし、何かあった時に訴訟が簡単に起きている今時のご時世ですからね。
自分は海外旅行好きなので、客室乗務員に転職できないかなとも考えていました。遊己さん、どこか免許を持っている人を募集しているところはないですかね?
いろいろ考えているんだよねビジネスクラスメールよりずっとおいしかったよ。
俺も何回か航空会社の都合でアップグレードされたことあるが、もちろんビジネスクラスのメールがでたよ。航空会社によって違うと思うが、食事は座席数で用意しているみたい。エコノミでも、余ったメールがあれば、2つも3つも食べれるだよ。そういう意味で、メールはそんなにコストのかからないものじゃないかなと思う。ビジネスクラスに座って自分だけがエコノミミールって嫌だよ。
ちなみに、一度だけ機長職を食べたことがある。
予約と発券の一本化も無理じゃないかな?往復XX日FIXのチケットはできるかもしれないが、帰り便がOPENの場合、航空券を持っていても、帰り便の予約がないはず。それは乗る便が決まったら予約するのが普通だよね。一本化したらOPENチケットがなくなるじゃない?
俺は搭乗口の案内指示をもっと明確にしてほしいな。空港によるけど、途中指示が見つからない場合があるから、めっちゃ困る。間違ったらだいぶ歩かなきゃいかんからね。
だらだら生意気に書いて、ごめんね。
ちゅっ!!!
機内持ち込みサイズの厳格化・・・これは同感です。
・・・まぁ、手荷物検査場で止められて、それが原因で飛行機が遅れたり・・・なんて事も多発しててかなり頭痛いですけどね。
無償でアップグレードされたビジネスクラスの人は
ちゃんと運賃を払ったビジネスクラスの人から
「なんで俺は金払っているのにあの人はエコノミーから無料でビジネスクラス座れているの?」って
クレームが出ないように、アップグレードの乗客も同じサービスで、一見アップグレードということがわからなくするためって聞いたことがあります。
たいてい、パイロットが機内で食べる食事は、折り詰めの幕の内弁当ですが、国内線の場合はほとんど食べられるだけの時間がなくて、ちょっとだけ口にしてそのまま捨てていることが多いです。
なるほど~
同感です。
> まぁ
かっこいい?ありがと。笑
ドクターに乗務してほしいけど、ただでさえ医師不足の現状じゃ難しいのかな・・・。
> だいすけだいすき
ドクターコールで体が勝手に反応!すばらしいですね。ドクターの鑑ですね!
「医師免許保持」を条件に掲げている航空会社は見たことないけど、どの航空会社でも絶対に有利ですよ。
客室乗務員志望者は赤十字の救命救急資格取ったりしてますからね。
ただ、今より確実に給料下がりますよ・・・著しく・・・。
> COCK
基本的にミールは無駄を出さないように発注しますけどね。
一食一食のコストはたいしたことなくても、毎日発注するミールの総数を考えたらかなりのコストですよ・・・。
だから、最近はミールのレベルを落としている航空会社も少なくないような・・・。アイスクリームの提供を止めたり、出発地でのダブルケータリングにしたり。
(例えば、台北/名古屋/台北という往復便を運航する際、最初から台北で往復ぶんのミールを搭載するのがダブルケータリング)
オープンチケットはなくなってもよくない?「予約変更手数料無料」とかにすれば。
> トライスター
ドメでハンドキャリーを厳しくしてくれるおかげで、インターでもちょっとだけやりやすくなった気がします。感謝してますw
> aussie
なるほどー。それは確かにわかるかも。
ビジネスクラスには、アップグレード旅客にはないサービスが他にもいろいろあるのになぁ。
ラウンジとか受託荷物の優先取り扱いとか。
コックピットクルーって、ドメでもミール提供されてるの?!
> やま
ありがとう☆
特に1番、2番が今の切なる願いですね。
ご無沙汰してます。僕も元航空会社で成田で勤務してました。
中部の前の成田空港時代は、CIのレップでしたか?
それともQF?似た人が勤務してましたから。
U/GですがビジネスのMEAL調達で遅れるならEYのMEALでもいいと考えますが
正規のビジネスクラスの旅客にわかってしまうことやそのクラスの中では全て同じ扱いを
する意味合いからだと思いますが。
でも僕も同感です。
> tomy
コメントありがとうございます。CIかQFですか?残念ながらハズレ!笑
俺は成田での勤務経験はないですよー。てか、当たっててもこの場で堂々と「はい、CIです」とか言えないし。笑
UPGのミールはクレーム対策かぁ。そんなにクレームになるかなぁ。ラウンドとかPRIORITY SVCとか、やっぱオリジナルJCLSは特別扱いだと思いますけどねぇ。クルーがクレームを受けたくないだけでは・・・とか勘ぐってみたり。笑