JAL国内線ファーストクラス搭乗記(羽田-伊丹)

昨日、東京羽田から、大阪伊丹までJALのファーストクラスに搭乗しました。
今回は搭乗記です。
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そもそもは、住んでいる愛知の中部国際空港から羽田までJALのクラスJに搭乗したいなと思っていたのです。
クラスJは、普通席プラス1000円で座席が少し広く快適になるサービス。
プレミアムエコノミーのようなもの。
なぜこの路線のクラスJに乗りたかったかというと、中部国際空港から羽田まではたいてい国際線に利用されているB737という飛行機がアサインされており、クラスJを利用すると国際線のビジネスクラスの座席に座れるのです。
海外の航空会社は国内線も国際線も同じ飛行機を飛ばしていたりしますが、なぜかJAL、ANAは基本的に国内線用機材、国際線用機材を分けています。
両方に飛べる内際兼用機もありますが。
国内線用はクラスJでもさほど広くはありませんが、国際線や内際兼用機のビジネスクラスはそれなりの広さ。
なので、クラスJのプラス1000円でビジネスクラスの座席に座れるというのはかなりお得なのです。
しかし、3月末、そのプランは残念ながら夢と消えました。
なぜなら、JALは中部?羽田便を1日1便から2便に増便すると同時に、クラスJの設定を辞めてしまったのです。
なぜーーーっ?
せ、せっかく4月頭に乗ろうと思っていたのに。
盛り上がった気持ちは収まらず、この度、羽田から伊丹までファーストクラスで飛ぶことにした、というわけです。
さて、前置きが長くなりました。
羽田空港国内線ターミナル1です。
せっかくなので早めに着いてラウンジを満喫しようと思っていたのですが、つい国際線ターミナルで働く元同僚に会いに行ってしまい、けっこーギリギリの時間に。
チェックインは、通常のカウンターの横に自動ドアがあり、その中に専用カウンターがあります。
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しかし俺は、そのカウンターを見つけられず、JAL上位顧客JGC会員用カウンターでチェックインしました。
JGC会員ではありませんが、普通に受けてもらえました。
そして、ファーストクラス旅客専用の保安検査場を通り、ラウンジへ。
この階段の先がラウンジです。
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専用保安検査場も普通の保安検査場とは違い、間接照明でオシャレな雰囲気でした。
ラウンジは、サクララウンジとダイアモンドプレミアラウンジがありますが、ファーストの旅客は後者に入れます。
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ひっろーーーい。
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和風の松?が飾られています。
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国内線ラウンジなので、残念ながら食事はなくお菓子とドリンクです。
ビールなどは揃っていました。
俺は、JALオリジナルのジュース、スカイタイムをチョイス。
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国内線なので、出発の15分前にゲートへ向かいます。
ちなみに機材は大型のB777-200。
国際線しかハンドリングした経験がないので、よく国内線は15-20分前の搭乗開始で定刻に間に合うなーと感心します。
国際線だとおよそ45分前なので。
座席数は変わらんのに。
手際よく搭乗がすすみ、定刻16:30の5分前には旅客オールオンで、キャビンドアクローズ。
クルーが「皆様のおかげで」定刻の出発です、と強調します。
なんか、コンビニの「いつも当店のトイレをキレイにお使いいただき、ありがとうございます」に通じるものを感じるw
しかし羽田は広いですね。
滑走路までのタキシングに20分ほどかかり、16:45頃のテイクオフです。
テイクオフ前にクルーがジャケット、コートを預かってくれます。
薄手だけどロングコート着てたから、助かった。
俺の隣のお客さんに話しかけてるクルーに預けようと待っていたのですが、すぐに他のクルーが駆けつけて「お預かりいたします」と言ってくれました。
そして離陸後、チーフパーサーが挨拶にきました。
「□□様、本日もご搭乗いただきましてありがとうございます。私、□□と申します。よろしくお願いいたします」
本日「も」と言われているのは、マイレージを登録しているからだと思います。
申し訳ないことに、JALマイレージバンクではなくキャセイパシフィックのアジアマイルに積算ですが。
挨拶の後は、軽食のサービス。
たった1時間の国内線で機内食出すのって大変だろうに。
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ホットサンド。
帝国ホテル監修だそうですが、味はまぁ普通でした。
テーブルが想像をしてたよりすごくしっかりしていて重厚感があった。
ドリンクは、シャンパンやワインもありましたが、俺、機内で飲むとそっこーベロベロになるので大人しくペリエにしておきました。
食後はコーヒー、紅茶ももらえます。
カップにはしっかりファーストクラスのロゴ。
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座席は、前の座席に足が届かないほど広々しています。
国際線のファーストクラスにはもちろんはるかに届かないけど、ビジネスクラスぐらいかな。
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フットレストが座席から引っ張り出せます。
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やはり短い国内線なので、ラバトリーは特に何も置かれておらずシンプル。
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全身鏡があるのは、降りる前の見なりチェックにうれしいかな。
自撮りw
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機内食サービスが終わって、5-10分でもう着陸のシートベルトサインがつきます。
そして、預けたコートを返されます。
ほんと、あっという間のフライト。
到着後は、チーフから少し気の利いたアナウンス。
「皆様、当機はただいま大阪国際空港、伊丹に到着いたしました。桜も満開になり、気持ちが華やぐ季節でございます。しかししばらくは、肌冷えのする日が続きそうです。お体にお気をつけいただき、お元気でお過ごしくださいませ。本日もワンワールドアライアンスメンバー、日本航空をご利用いただきまことにありがとうございます」
こういう、マニュアル通りじゃないアナウンス、好きだな。
それか、季節の挨拶をする、ってのがマニュアルなのかな?
総じてJALのファーストクラス、大満足です。
羽田から伊丹まで、割引運賃で普通席が10000円ちょっとだったので、このファーストクラスは8000円高くて18000円ちょっと。
ジェットスターのキャンペーンで成田から関空まで4000円ぐらいってのもありましたが、市内に近い羽田、伊丹であること、そしてこのサービスを考えれば、JALを選んで正解でした。
国際線のファーストクラスはとても無理だけど、たまの贅沢に国内線のファーストクラス、オススメです!
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4 Replies to “JAL国内線ファーストクラス搭乗記(羽田-伊丹)”

  1. 本当に飛行機が好きなんですね。
    僕はDVTを患ったすぐあとの里帰りの時に流石にロンドンー成田はアップグレードしてくれなかったけど成田ー名古屋はビジネスクラスに座らせてもらいました。全然シートも座り心地が違うしボタン一つでリクライニングも自動、ほぼフラットになるまで倒れました。でも短いフライトなので堪能したとは言えないです。
    あと成田のビジネスクラスのラウンジですがエコノミークラスでもフルプライスのチケットだと入れるんですね。ただほぼ満席で居心地はあまり良くなかったのでジュースとかお菓子を頂いて外で食べた記憶があります。乗り継ぎも2時間弱でどちらみちユックリ過ごすってのは無理だったと思いますが。
    いよいよ明日、名古屋に出発します。

  2. > ヒデハルさん
    名古屋にお帰りなさい!
    フライトどうでしたか?
    しばらく日本でゆっくりするんでしょうか?
    俺はもう数日でイギリスです。
    イギリス寒いかなぁ。

  3. フィンランド航空名古屋便はやはり半分以上が空席でした。なので一応ゆったりしてました。
    自分は飛行機ではあまり眠れないので映画をみて時間を潰しましたよ。
    イギリスがもっと近いと良いのにといつも思います。長時間のフライトはやはりシンドイです。

  4. 偶然通りかがりすがったものです。
    >なぜなら、JALは中部?羽田便を1日1便から2便に
    >増便すると同時に、クラスJの設定を辞めて
    >しまったのです。
    機材は国際線仕様のものなので、ビジネスクラスの
    椅子ついてますよ。全席普通席扱いなのですが、
    ファーストとビジネスの椅子は事前指定ができません。
    国際線乗り継ぎ客に優先的に上位クラスの椅子を
    割り当てるのですが、だいたい空席がありますので
    当日お願いして割り当ててもらえるかと思います。
    さすがにファーストの椅子は難しいと思いますが。

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