アメリカの田舎で運転免許取得

今回はアメリカの運転免許を取った時の話。

アメリカの、と言ってもこちらは週ごとに免許が違うので、俺が住んでいる南の島の免許、ですけどね。
俺はこちらで一から免許をとるのではなく、日本の免許からの書き換えをしました。
日本での免許保持歴が5年以上なら、ドライブテストは受けず筆記試験のみで免許の書き換えができます。
ちなみにその前は、渡航後1ヶ月間だけなら日本の免許のまま運転可。
日本で発行された国際免許は、観光客は使えますが、俺のような居住者は使用を認められていまへん。
そんなわけで、免許の書き換えのため、まずは日本領事館へ。
日本の免許は当然日本語でしか記載がないので、ここで抜粋証明というものを出してもらう必要があります。
早い話が免許の英訳。
22ドルでした。
抜粋証明が手に入ったら、日本の免許、パスポート、ソーシャルセキュリティーを持ってDEPARTMENT OF REVENUE AND TAXATIONという役所に免許申請書を提出します。
そこで筆記試験の予約。
筆記試験は、隔週金曜日に大学の中で実施されるそうです。
テキストは免許申請書を出した時に変えますが、免許申請に30分ほど並び、その後テキスト代金の支払いに1時間ほど並ばされてうんざり。
「すごく並ぶけどそれでも買うか?」と聞かれた。汗
並びたくないけど、買わなきゃ筆記試験パスできないっしょーーー!
ちなみにテキストは5ドル。40ページぐらいです。
当たり前だけど全部英語なので、そこでまたうんざり。
結局、筆記試験の前日まで手をつけず、慌てて前日から一回読んだだけ、という有様で試験に臨みました。笑
試験会場でも行列に並ばされ、結局予定より30分以上遅れて試験スタート。
50分間に40問を解き、32問以上正解で合格です。
結果は翌週水曜日に発表されます。
俺の結果は
34問正解で合格っ!
やったー何とかなった!
日本の免許試験のようにひっかけをねらったようないやらしい問題はなく、常識であったりテキスト通りの問題が多かったので助かりました。
ちなみに試験は日本語でも受けられますが、先人たちから「日本語が変で逆にわかりにくいから、英語のまま受けたほうがいい」と聞いており、それに従い英語で受けました。
1問ぐらい英語の意味がイマイチわからない問題があったけど、さほど難しい英語は使われていません。
なんとかなる。
試験代は、英語だと15ドル、日本語は35ドルです。
さてさて、試験に受かったら再びREVENUE & TAXATIONのオフィスへ。
ここでパスポートなどの書類一式をもう一度出し、免許発給代50ドル弱を払って視力検査、写真撮影を受ければ即日で免許がもらえます。
ふーやれやれ。長い道のりだった。
これで身分証明が必要なたびにパスポートを出さなくてすむ。
あと、アメリカの運転免許は英語表記なので、日本の免許と違って別の国でも身分証明として使えることもあるはず。
クラブとかバーに入る時とかね。
31のおっさんだけど、海外だとたまーーーにいまだIDを求められることがあるのです。
おっさんだけどね。
最後に、こちらの免許を取得すると日本の免許の裏に「今後この街では日本の免許での運転はできませんよ」というようなスタンプをおされます。
今後はアメリカではアメリカの免許だけ使ってくださいよ、ってことですね。
以上、免許取得の流れでした。

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