ゲイ。つらい。祖母への嘘。

今回日本に帰った時、祖母に嘘をつきました。

付き合っている彼女がいると。
結婚を考えていると。
背景から話すと、俺がゲイだということは両親は知っていますが祖母は知りません。
おばあちゃんは絶対に理解できないから話さないほうがいい、という両親からの強いアドバイスもあって。
俺も、97歳のおばあちゃんにカミングアウトしてお互いつらい思いをしなくてもいいかなぁと思い、今後も話すつもりもありません。
それでも、最近は帰国する度に「ゆうちゃん、お願いだから早く帰ってきて結婚して。おばあちゃんが生きてるうちに結婚して」と懇願されることに頭を悩ませています。
そして、どうやら俺の母親にも「親がしっかりしてゆうちゃんを結婚させないといかん」とプレッシャーをかけているようです。
母親にはそれがかなりストレスらしい。
なので、少し前に俺が会社辞めて帰国するかもと父親から伝え聞いた祖母は喜んでいました。
しかし、結局俺は仕事を辞めるのをやめてしまい、、、
祖母から母親、父親へのプレッシャーがパワーアップしてしまった、と。
そういう背景です。
で、今回の一時帰国にあたり親と相談をして、おばあちゃんには「いま海外で付き合ってる彼女がいて結婚も考えてるから、今は日本に帰れない」と言うしかない、それ以外おばあちゃんを説得することはできない、という話になってしまったわけです。
正直、嘘を付いている間、つらかった。
なんで俺は、小さい頃から大好きだったおばあちゃんに自分を隠して、こんな嘘をつかなくてはいけないのだろう。
悪いことをしているわけでもないのに。
海外にいるのは俺の自己選択だけど、ゲイであることは自ら意図的に選択した道ではないのに。
いや、語弊がないよう書いときますが、俺はゲイとして生まれた人生を否定していないし、幸せだと思っています。
親や友達にすらカミングアウトできなかったり、自分で自分を許せず傷ついている人たちがいる中で、両親に受け入れられ、自己肯定もできていますしね。
もし違うセクシュアリティーを持って生まれていたら、今まで出会ってきた人たちにも出会えていなかったかもしれないし。
ただ、やはりそれでも、つらいものはつらい。
ゲイであるがゆえにつらい思いをすることってまだあるんだなぁと久しぶりに感じました。
高校生ぐらいに自分が同性に惹かれていることを自覚して、それから15年ぐらい。
昔から「遊己くんはゲイであることで悩んでなくていいね」と言われるけど、大人になって、いろいろしがらみができるにつれ「俺は俺の好きなように生きる!」と言えなくなってきました。
でも、自分で自分のセクシュアリティーを否定したくない、という思いもあって、今はそのはざまにいます。
すみません、これ、現在進行形の悩みでありつらさなので、特にきれいな言葉でまとめたり、結論を書くことができません。
今、俺はつらい。
ただ、それだけです。

4 Replies to “ゲイ。つらい。祖母への嘘。”

  1. それは辛いですね。罪悪感でいっぱいですね。おばあさんは、それを信じて亡くなっていくのかと思うと、堪らないと思います。
    言えないことではなく、言わないことにしたのは、おばあさんへの最高の愛です。受け入れてもらいたいと、相手のことも考えずカミングアウトすることは、自分しか愛していない。素晴らしい選択です!

  2. やさしいんですね。
    おばあちゃん思いの素敵な方です。
    ゲイは治りますよ。
    もし、子孫を残すことがあなたの使命だとすればです。
    もし、少しでも考えているのであればブログランキングに入っているゲイが2ヶ月で治った方のブログをみてみてはいかがですか?
    もしかしたら、人生が変わるかもしれません。

  3. 嘘には良い嘘と悪い嘘があって、これは、良い嘘なんじゃないかな…自分の心は辛いかもしれないけど、おばあちゃんが喜ぶんなら、それでいいんじゃない?

  4. > しょうたさん
    返信遅くなりごめんなさい。
    優しいお言葉、ありがとうございます。
    ゲイであることを隠し続けることは今の状況では最善の選択だと信じているけど、そんな状況が悲しいです。それでも、大昔の人たちと比べたらゲイとして生きやすい世の中にはなってるんでしょうけどね。
    今は、悲しいけれどこの選択肢しかなさそうです。
    > Yuriさん
    コメントありがとうございます。返信遅くなりごめんなさい。
    おばあちゃんを騙している罪悪感と、なんで自分のセクシュアリティを偽らなくてはいけないのだろうというやるせなさの混ざった感情です。
    でも、ゲイである自分を否定はしません。俺はゲイだし、ゲイとして生きていきます。でも、教えていただいたブログは興味深いので読んでみます!ありがとうございます。
    > まあ、さん
    コメントありがとうございます。返信遅くなりごめんなさい。
    優しいというか、どうしてもそれ以外の選択肢が見つかりません。
    それでもまだ、長い時間はかかったけど両親は俺のセクシュアリティに理解を示してくれているだけ幸せなのかな、とも思いますが。
    ゲイがただゲイだというだけで苦しむことが、少しずつ減っていけばいいな、と切に思います。

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