初めてのアメリカの病院

かーゆーいー。

ここ1カ月ぐらい、体がかゆい。
水が合わない?
洗剤が合わない?
乾燥?
強い日差しのせい?
周りにいろいろ言われるけど、原因不明。
始まりは2月か3月。
突然、首筋に小さな赤い肌荒れができて、それがだんだんかゆくなってきて、かいているうちにかさぶたみたいになり。
かゆさに耐えられず、数ヶ月前日本に帰った時に皮膚科に行ってステロイド入りの塗り薬をもらいました。
それをしばらく塗っているうちにすっかり改善したように見えたのですが、薬をやめてからも何となくまだむず痒いような気がして首筋を触っているうちに、また赤くなってきて、しかも範囲が広がり。。。
今は、首筋、肩、デコルテ、腕、腹までかゆくなってしまいました。
赤くなっている範囲は小さいのですが、かゆくてかいているうちに皮膚が傷ついて、痛かゆい時もあるし、けっこう不快。
夜、体をかきむしって目がさめることがあるほど。
次に帰国したらまた医者に行こうと思っていたのですが、どんどんひどくなる環境に耐えられず、今日、ついにこちらの医者に行きました。
アメリカは医療費高いと言いますが、会社が保険入ってくれててよかった。
保険会社指定のメディカルセンターに行ったので、診察は10ドル、薬は13ドルですみました。
最初に見てもらう医者は日本のように専門の科がわかれていません。
いわゆるGP、なのかな。総合診療医。
そのドクターがまず見て、必要と判断されれば専門医を紹介されるという海外でよく聞く医療システム。
俺の場合は専門医にみてもらわなくてはいけないほどの病状ではないので、GPの診断だけで終わりましたが。
ちなみにその時、今後常にあなたを診察するPrimary care doctorを作りなさい、とアドバイスももらいました。
どうでもいい話ですけど、こういう時の「つくる」は英語で「establish」を使うんですね。
「assign」とか使ってしまいそうだ。
10年ぐらい前にシドニーで初めて海外の病院にかかった時「I have an appointment」と言うべきところ「reservation」を使ってしまい、受付にポカーンとされたことを思い出す。
懐かしいな。
さて、話は戻って初めてのアメリカ(の端っこ)の病院。
手順を書いときます。
まず受付で、ウォークイン用のチェックシートを記入して、保険のカードと一緒に提出。
日本人ツーリストの多い島なので「ビジター?居住者?」と聞かれました。
ってことは、ツーリストの海外旅行保険も対象の病院なのかも。
1時間以上待つと言われたので、受付に許可をもらっていったん外出。
で、1時間後に戻ってきたらすぐに呼ばれました。
まずは看護師が、体重をはかり、それから症状の確認。
血圧と体温もはかられます。
身長聞かれたけど、センチメーターじゃなくてインチで答えて、と言われて困った。
知らんがなー。
で、その場でググりました。笑
それから、別の診察室に通され、20分ほど待機。
日本の病院と違って携帯使ってもよい雰囲気。患者用Wi-Fi飛んでるし。
で、待っているとドクター登場。女性でした。
首と腕のかゆみは同じ原因だけど、腹は違うと思う、ということで、薬を処方してもらいました。
首・腕用にはステロイドの入った塗り薬、腹用には細菌を殺す飲み薬。
ステロイド、あんま使いたくないって言ったんだけど「治療のためだから、2週間使いなさい」と言われてしまった。
どれぐらいの強さのステロイドか分からんけど、チューブでかっ。
歯磨き粉ぐらい。
日本の皮膚科にもらったステロイドは絵の具ぐらいの小さいチューブだったのにな。
まぁいいや。言われた通り使おう。
薬は院内の薬局でもらえました。
ここでもまた保険証を出します。
時間は15分ぐらいだったかな。
トータルで3時間ぐらいでした、受付から薬もらうまで。
いやほんと、保険って大事。安心して病院に行ける。
もらった薬でかゆみおさまるといいな。

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