チェジュ航空と言い合い

前回予告した長期旅行記です。

最初の目的地は台北ですが、グアムと台北の直行便が運休になっているので、ソウル経由。

まずチェジュ航空でソウルに飛び、ソウルからはアシアナ航空で台北へ飛ぶというチケットを別々に予約しました。

別切りチケットは乗継が自己責任になるリスクがありますが、これまで何度かチェジュ航空乗って遅延はなかったし、ソウルでは3時間もあるし、乗継のアシアナ航空はビジネスクラスだから優先的に手続きしてもらえるし、なんとかなるだろう。

そう思ってリスクをとったのですが、、、

これが前厄か?(←熱田神宮で厄除してもらう前です、このフライトは)

空港に向かおうとしたら、なんと、チェジュ航空から1時間半の遅延を知らせるメールが。

まーじーかー!?

よりによって乗継があるこの日に初めてのチェジュ航空の遅延を経験するとは!

1時間半ということは、ソウルでの乗継も1時間半か。

いつもなら機内持ち込み手荷物だけで旅行するのでまだ余裕があるんですが、またよりによってこの時は2週間半の長期旅行だから大きなスーツケースを預けないといけないんです。

やばいかも。

とりあえず空港に向かいチェジュ航空のカウンターへ。

以前別切りチケットでもジンエアーには通しで荷物を預かってもらえたので、アシアナ航空でもスルーできるか聞いてみました。

すると、答えは「アシアナとは提携がないので不可」。

そうですか。

するとチェックインのスタッフが奥にいるレップ(委託先ではないチェジュ航空の責任者)に俺の乗継について報告に行き、そこで何やら相談をしています。

しばらくするとそのレップがやってきて「免責書類にサインをしてください」と言ってきました。

あーでたー。

元航空会社勤務なので、これが何の書類かよくわかっています。

通称「インデム」と呼ばれる書類で、内容は、私は何があろうと航空会社に責任を問わないし、訴えることもありません、という誓約書です。

もちろん俺はチェジュ航空の遅延によってアシアナ航空に乗り遅れても、チェジュ航空の責任は問えないし訴えることもありません。

なにしろ、チケットが別切りですからね。

俺の自己責任です。

なので俺は「もともと別切りチケットで自己責任だと理解しています」と回答したのですが、そのレップが「サインしないと搭乗できません」と言ってきたので、イラッ!怒

いやいやいや。それはおかしいでしょ?

今思えばどうせ免責なんだからさっさとサインすればよかったんだけど、それを根拠に搭乗拒否するってのはおかしいだろ!ってスイッチが入ってしまい、しばらく言い合いになってしまいました。

レップ「サインしないなら、ご自身で他の航空会社を探したらどうですか?」

俺「サインをしないから搭乗拒否をした、という証明をください」

レップ「出せません」

俺「サインをしなかったら搭乗拒否するんですよね?」

レップ「そうです」

俺「私の自己選択で他社を選ぶのではなく、チェジュ航空が搭乗拒否した、という証明をください。出せないなら、これから先の会話を録音していいですか?」

レップ「録音は拒否します。あなたは乗継時間が1時間半しかなく、航空会社が定めている最低限必要な乗継時間を満たしていないので、免責書類へのサインが必要です」

俺「MCTきってるのは遅延のせいです。予約時点では3時間あり、MCTを満たしていました。しかしチケットが別々なので乗継は自己責任、乗り遅れても何の補償もないことは理解しています。補償がないことを理解している、という誓約書ならいくらでも書きますが、免責書類にサインしないと搭乗できないというのは筋が違うのでできません」

こんなやり取りがしばらく続き、向こうもスタッフが集まってきました。

結局俺が妥協してインデムに「この書類にサインをしないと搭乗拒否をするという宣言を受けたため、サインをします」という一言を添えてサインをしました。

あー疲れた。

ってゆーか。

今振り返るとさっさとサインして乗っちゃえばよかったんだけどさ。

でも、今でもこのシチュエーションでインデムは筋が違う、とは思いますけどね。

サインをした途端にスタッフが低姿勢になって「本当に遅延、申し訳ありません」と言ってきましたが、それが「サインをもらった以上、あとはできるだけ後々めんどくさいクレームにならないようにフォローしておこう」という精神状態なのもわかってしまう。

かつて自分が同じことしていたから。汗

まぁそんなわけで。

乗継できるかドキドキしながらグアムを出発です。

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