前回の続き。
2021年4月に成田から日本に入国した時の手続きについて書きます。
2月にも一時帰国したばかりですが、2ヶ月で手続きがいろいろ変わっていました。
あれ?と思うこともありましたが、それは次回まとめたいと思います。
今回は、4月時点の日本のコロナ水際対策がどうなっているか、かかったおよその時間とともに紹介します。
検疫の許可が出るまで待機した後に飛行機から降機。
【所要時間・約 30 分】
↓
入国審査場と真逆のほうに誘導され職員が書類チェック。
ここでチェックされるのは陰性証明、誓約書、健康カード。
【所要時間・約 30 分】
(健康カード=「過去 14 日以内にコロナ感染地域に滞在しましたか?」などの質問が載った紙)
↓
コロナ検査場に案内され、個別ブースで唾液採取
【所要時間・約 5 分】
↓
職員が、オンラインの質問票に回答をして QR コードを作成しているかチェック。
作成済みの場合はスマホの動作確認コーナーへ移動。
未作成の場合、その場で作成。
【所要時間・約 5 分】
↓
職員が 1 対 1 でスマホの設定を確認。確認項目は以下の通り。
【所要時間・約 20 分】
- COCOA(コロナ接触確認アプリ)、OEL(入国者位置報告アプリ)、Google Map、Skype(または WhatsApp)をダウンロードしているか。
- COCOA は動作状態にあるか。
- OEL はプッシュ通知と位置情報へのアクセスが許可される設定にしているか。
- Google Map は移動の履歴をすべて記録する設定にしてあるか。
- WhatsApp はビデオ通話できる状況か目の前でテスト通話。(俺はWhatsApp を申告したので Skype の場合は不明ですが、おそらく同様。)
- WhatsApp に登録している電話番号は誓約書で申告した番号と同じか。(WhatsApp のプロフィール画面を開くよう言われます)
- 日本で通話できる番号はあるか。(「ありません」という回答でも問題なし)
- 誓約書で申告した E メールアドレスは有効か確認するため、職員の持っている iPad にテストメール送信。
- Bluetooth は有効になっているか。
↓
職員が改めてすべての書類がそろっているか再確認。
その際、自主隔離中の滞在先、滞在先への移動方法などを口頭確認。(ここはすべて自己申告のみ)
【所要時間・15 分】
↓
接種した唾液によるコロナ検査の結果が出るまで指定された番号のシートで待機。
【所要時間・約60 分】
↓
検査結果が出た順に呼ばれ、結果通知。
陰性だと陰性の証明となるオレンジ色のカードを渡されて、検疫手続き終了。
↓
通常の入国審査、税関申告へ。
以上が俺が体験した4月時点の日本の水際対策です。
トータルは3時間かからない程度でした。
どう感じました?
俺はいくつか「あれ?」と思うところがありました。
次回はそれを書きます。