5度目の台湾旅行

先日の日記で予告した通り、3泊4日で台湾に行ってきました。
実は、休みは3日間しかなかったので、初日は早番で勤務した後そのまま夕方便で出発するというちょっと強行スケジュール。
空港が職場でよかったー。
前回はチャイナエアラインを利用しましたが、今回はキャセイパシフィックです。
マイルがたまっていたので、航空運賃はタダ。
空港税と燃油サーチャージはかかりますけどね。
とゆーわけで、以下、今回の旅行記です。

<1日目>
定時で制服から私服に着替え、コインロッカーに入れておいたスーツケースを持ってキャセイのチェックインカウンターへ。
毎回どこか出かける度についつい荷物を持って行きすぎてしまうんですが、今回は10キロ弱と余裕余裕。
その10キロの荷物の中にはなぜか浴衣も入っていたりするんですけどね。
チェックインを済ませると、手渡された搭乗券に印字された出発時間は予定より30分遅れ。
使用機到着遅れで出発時間が変更になっているようです。
予想外に時間ができてしまったので、出発直前までオフィスに戻って時間をつぶしました。
そして、搭乗券が示す通り、予定より約30分遅れて名古屋を出発。
警備中の空港警察官に「ご旅行ですか?いいですねー」と見送られ(←昔クレーム客にからまれた時に助けてもらった方なんです)、台北へと約3時間のフライトです。
到着後は、なかなか荷物が出てこなくてヒヤリトしつつも、問題なく手続きを済ませて空港バスでホテルへ。
宿泊するのは圓山大飯店です。
全力で中華テイストを押し出している感じの、真っ赤なホテル。
台湾人の友達には「場所が不便」「かつては一流ホテルだったけど、もう古い」といろいろ言われましたが、まぁ悪くはなかったですよ。
移動にタクシーは必須ですけどね。
初日の夜はちょっと士林夜市をぶらぶらしただけで、すぐ就寝しました。
早番明けで眠かったんです・・・・・。

<2日目>
2日目は、台湾人の友人とランチの約束をしていたので、昼前に台北駅へ。
友人があまり台湾の食事が好きじゃないと言うので、パスタにしました。
ただし、食後のデザートは場所を西門町に変えて台湾式のかき氷をガッツリ食しましたが☆
布丁かき氷という、かき氷の上にプリンが2個もどどーんと君臨したこってり系かき氷です。
おいしかったー。
暑い日差しに照りつけられながら西門町をぶらぶらした後だったから、特においしかったです。
外があまりに暑くて、そのかき氷屋で夕方まで友人とたべり続けてしまいました。
その友人も台北の空港で働いているので、飛行機の話とか最近の航空情勢の話とか、ね。
あと、彼のおばあさんが親日家だというので、おばあさん宛の手紙を書いて手渡したりしました。
おばあさんは日本統治時代に日本語教育を受け、今でも日本語が話せると言うことだったので、日本語の手紙にしました。
後日、友人から「おばあちゃん、日本人から手紙をもらえたことにとても喜んでいたよ」とうれしい報告をもらいました。
台湾の親日を支えているのはこういう戦中派の方々なんでしょうね。
俺と同世代の台湾人にも「哈日族」と呼ばれる親日家たちがいますが、日本から植民地支配を受けながらも「日本統治時代はよかった」と言ってくださる
戦中派の方々の存在はとてもとても大きいと思います。
最近、ちょっと日台関係を揺るがすようなニュースが流れていますが、きっと日本と台湾は大丈夫。
友好的で互恵的な関係を発展させていけると信じています。
話がそれました。
えっと、2日目の夜は、また別の台湾人の友人と食事をしました。
小籠包、おいしかった~!
ディンタイフォンより庶民的な感じの、雰囲気の良い店でした。
腹一杯食べたのに、食後は夜市で食べ歩きw
通化夜市という、士林に比べると小規模な夜市です。
なんか、夏祭りの夜店みたいな感じで、懐かしかったです。
ちなみにそこで、初めて仙草というゼリー系のデザートを食べました。
これまで名前と色(真っ黒!)から苦みのある漢方系の味を想像していましたが、全くそんなことありませんでした。
あと、ずっと気になっていて今回の旅行で初めて挑戦した食べ物がもう一つあります。
それは、胡椒餅!
これはぜひ、日本でも気軽に食べれるようにしていただきたい!
雰囲気としては肉まんのような総菜パンのような感じ。
ただ、肉まんよりも総菜パンよりもはるかにずっしりとボリュームがありました。
中は胡椒がきいたジューシーなお肉。
皮は、外側はパリッ、内側はもちっとしたパンのような生地。
屋台系の軽食の中ではサイコーのヒットかもしれません。
もっと早く出会うべきだった~。
ちなみに、一緒に夜市をぶらぶらした台湾人の友人は口の中が細菌感染で痛いらしく、あまり食欲がありませんでした。
せっかくこんなに食べ物がおいしい台湾に住んでいるんだから、毎日たくさん食べなきゃもったいない!
食在台湾!!!
この日の夜は、友達と別れてからFUNKYというクラブに踊りに行きました。
浴衣を着て、ねw
そう、そのためにスーツケースに浴衣を入れてきたのです。
「我是日本人」アピールをしとかないといけないからw
いろんな人にじろじろ見られ、話しかけられ、なかなかの高評価でしたw
ちなみに、FUNKYでは大好きな羅志祥やJOLIN、ELVAの曲がガンガン流れていました♪
前回はJOLINの「愛無赦」という曲を完璧な振りで踊っている子達がいましたが、今回はいなかったですね。
かわりに、ELVAの曲をPV通りの振りで踊っている子達はいましたがw
俺が知らない曲でいい感じの曲もたくさん流れていたので、今回の旅行でもまた台湾ポップスのCDを何枚も買ってしまいました☆

<3日目>
さてさて、3日目です。
この日は、去年できたばかりの台湾新幹線に乗って台北から南部の都市、台南に行ってきました。
台湾新幹線は、まさに「新幹線」という感じ。
シートも車内の雰囲気も日本の新幹線そのまま。
車内販売で駅弁まで買って食べてしまったw
ちなみに、台湾旅行は5回目ですが、南部に行くのは今回が初めてです。
感想としては・・・暑かったw
あと、台湾新幹線の駅が街から少し離れているのも不便かなーと思いました。
まぁ、タクシーに乗っても大した金額ではないですけどね。
日本では深夜以外なかなかタクシーを利用しないけど、アジア系の海外では安心して利用できます☆
治安的な意味ではなく、お値段的な意味でね。
台南では、かつてオランダに統治されていた時代に建てられたお城などを見に行きましたが、何より印象深いのはやはり食事。
棺材板という、揚げた食パンの中にクリームシチューを入れた食べ物は絶品でした!
自分でも作ってみようかなw
あと、ガイドブックに「台湾名物パールミルクティー発祥の店」と紹介されていた店にも行ってみました。
ガイドブックによると、その店のドリンクは好みに合わせて大小が選べる、とのこと。
連日の食べ過ぎでやや胃もたれ気味だったので小にしようと心に決めていたのですが・・・。
店員のお姉さんが英語でいろいろ話しかけてくれるので、うれしくてつい俺もいかに自分が台湾好きか語っているうちに・・・大が運ばれてきてしまいました(汗)。
大でも、軽食2品が付いて120台湾ドル(400~500円ぐらい)と激安なんですが、問題はその量ですよ。
容赦なくマジで大サイズなんです。
1リットル弱はあったような・・・。
もちろん、必死で全て飲み干しましたけどね!
腹がタプタプ。
まぁ、おいしかったけどさ。
俺にとって台湾のパールミルクティーと言えば、オーストラリアにも支店があったeasyway。
だけど、この店のパールミルクティーはeasywayのよりおいしかったような気がします。
そういえば名古屋にも、大須にパールミルクティーを売ってる店があったな。
今度飲んでみようかな。
ちなみにこの日の夜は、台北に帰ってからもう1人台湾人の友人と会いました。
彼も日本語ぺらぺら。
台湾ってステキだな~。

<4日目>
台湾旅行最終日。
昼前出発のキャセイ便で帰国です。
が!
またもや使用機到着遅れで30分ぐらい遅れての搭乗開始。
上空で取り返してくれたおかげで、名古屋の到着時間はほぼスケジュール通りでしたけどね。
余談ですが、台北の桃園空港でかなり時間があったので、俺が働いている航空会社の台北空港オフィスに挨拶してきました。
オフィスとチェックインカウンターが近くて、便利そうでした。
俺が働いている空港では、どの航空会社もカウンターとオフィスが離れているので・・・。
チェックインカウンターで働くスタッフの様子もしばらく眺めていましたが、仕事の流れはやはり日本と同じようでした。
いやー自社の海外支店をのぞいてみるというのもおもしろいものですね。
名古屋に帰ってきたばかりなのに、もうすでに台湾が恋しい!
次はいつ行けるかな~。

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