飛行機到着後の作業

今日の仕事は到着便担当でした。
飛行機を出迎える前にしなければいけないオフィスでの机仕事が早めに終わったので、余裕をもって到着予定時刻の15分ぐらい前から到着スポットの搭乗橋でスタンバイ。
一緒に飛行機を迎えるハンドリングエージェントさんがまだ来ていなかったのでぼーっと窓から外を眺めておりました。

ちょいと説明。
ハンドリングエージェントさんとは誰なのか。
多くの外資系航空会社は日本のようなAWAYの地に十分なスタッフも設備も置いていません。
なので、飛行機やお客様のお世話など大部分をハンドリング会社と呼ばれる他社さんに委託しています。
俺が働いている中部国際空港だとJALスカイ名古屋、ANA中部国際空港、スイスポート、スカイポートといったハンドリング会社があります。
あと韓国系のハンドリング会社もあるけど、ちょっと会社の性格が違いますね。
で、我社の到着便のお世話も例にもれずハンドリング会社の職員、ハンドリングエージェントさんにお願いしている、とゆーわけ。
じゃあ俺らは飛行機が到着した後何をするかというと、ハンドリングエージェントさんでは判断できないトラブルに対応したり、クルーたちの相手をしたり。まぁそんなとこです。

さて、説明が長くなりましたが、窓の外をぼーっと眺めていた、という話に戻ります。
俺がスタンバイしていた時、ちょうどすぐ隣のスポットに他社さんの到着便が入ってきたんですよ。
で、いろんな機材や車ががーっと飛行機に集まってきて、荷物が入ったコンテナを降ろして運び出していく姿を見ていたんです。
おもしろい!
飛行機が到着した時って、外ではこんなおもしろい風景が繰り広げられていたのか!
荷物を取り降ろすための機材って、くるっと回転したり、ガチャっと合体したり、グイーンっと上昇したり。
すごい機能的に動くようになっているんですね!
これまでももちろん自社便でそういった機材を目にしていたけれど、作業をずっと眺めるのは初めてだったのでビックリしました!
しかも、一台コンテナが下ろされて車で運ばれていったかと思ったらすぐに次の車がやってきて、またコンテナを載せて離れていくと次の車が・・・というように、飛行機の周りはまるで早送りで動画を見ているような作業風景でした。
いやーほんとおもしろかった。
自社便が到着したから最後までは見れなかったけど、かなーり楽しませていただきました。
あと、飛行機が到着する時って、そういう地上作業をするつなぎを着たスタッフも全員一列に並んで、そろって一礼してから作業に入るんですね。
出発時に全てのスタッフが手を振って見送る話は有名ですが、到着時にもちゃんとあいさつしていたんですね。
さすが日系の会社!とちょっと感動しました。

2 Replies to “飛行機到着後の作業”

  1. はじめまして。ミクシーからやってきました。僕も以前、成田で航空会社社員でしたので懐かしくハンドリングを思い出しました。これからも台風やメンテなど遅延欠航時は大変ですが頑張ってくださいね。

  2. > tomyさん
    はじめまして。メッセージありがとうございます!
    成田で働いていらっしゃったんですね。
    俺は今までのところ比較的イレギュラーを避けて平和に生きてきました。
    せいぜいチャックイン・システムのダウンとか、到着便のオーバーナイトDLYぐらいで。
    ・・・いつかイレギュラーに巻き込まれたときのことが不安です・・・。汗

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