航空会社の事務所ってすごく時代遅れでは?と思うことが時々ある。
まず、今どきタイプライターが現役で活躍している。
パソコンじゃないですよ。ワープロでもないですよ。
タイプライター。
インクリボンの上から文字をがちゃがちゃ打ちつけて印字するタイプライター。
航空会社にもよるでしょうが、意外とまだまだ現役です。
タイプライターを使っていない航空会社には、逆に「どうやって手書きのチケットとかAirwaybill発行すんの?」と聞きたいぐらい。
いや、そういう会社ではそもそも手書き発券なんてすることないのかもしれませんが。
あと、テレックス。
Eメールももちろん使ってますが、飛んでいる飛行機の運航に関するメッセージのやりとりは多くがテレックス経由で送ったり受け取ったりしています。
テレックスって、要するに電報です。
回線を提供しているSITAという会社から一文字いくらで課金されています。
もちろん、Eメールのように自由度高くありません。
限られた文字数、かつアルファベットと一部記号のみ。
なぜEメールに切り替えないのか。
あるいは、なぜテレックスがEメールのように進化しないのか。
そして、紙ものの多さ。
これはうちの会社の風潮なのかもしれませんが、とにかく全てペーパーペーパー。
なかなかデータの電子化が進みません。
電子データが保存されていても、正式な記録はそれをプリントしてファイリングしています。
地震がきたらオフィス中にペーパーが舞い散りそう。
と、いうわけで。
何が言いたかったかというと。
うっかりタイプライターのリボンをきらせてしまって、仕事が進みません。
いつも注文してた業者に電話したら、在庫切れ、今後入荷の予定もありません、だってよ。
そりゃーそうだよ、タイプライターだもんなぁ。
困った。