パリでサイフを盗られた。負の連鎖

タイトルの通りです。
今朝、Port de Clichyという地下鉄駅の改札でサイフをスられました。
改札入ろうとしたら体格のいいおっさんがベッタリ背中にくっついてきて、「俺について改札くぐって不正乗車しようとしてる」と思ったので「さがれ」と伝えたのですがさらに強く押してきたので「あ、これはやばい」と思っておっさんから離れてかばんを見たら、案の定サイフだけ消えていました。
慌てて改札を出て追いかけるも、おっさんの姿はなし。
階段を駆け上がって地上に出たら、黒人の若い女性と何人かが「あっちあっち!」みたいなことを言っていたので、車道に駆け出して追いかけましたが女性たちの指示がフランス語なので聞き取れず、結局追いかけることができませんでした。
ただ車道で他の車にひき殺されそうになっただけ。
その後は目撃者のその女性が1時間ぐらいその場で警察への連絡などを手伝ってくれました。
フランス語で目撃証言も書いてくれました。

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女性は英語ができず、俺はフランス語ができないので、ちゃんと事実通りの記述になっているかわかりませんが。
その後、直接警察にも行きましたが、まず英語がほとんど通じない。
女性が書いてくれたフランス語の目撃証言で何とか事実を伝え、日本語訳のついた被害届のひな型を渡されて、それに把握している限りの事実を記載して提出。
警察がしてくれたのは、それに受け取りのスタンプをおして「これでオフィシャルなポリスレポートだから」と返却してきたことだけです。
つまり、探すつもりなんてなし。
そりゃあさ、日本でも路上での盗難ぐらいじゃ捜査なんてしてくれないもんな。
仕方ないよな。
そう、警察には最初から期待していなかった。
でも、日本大使館の対応には落胆しました。
まず、被害現場から電話して大使館の女性スタッフと話しました。
その方はまぁ親切で、パスポートは無事ですか?現金は少しでもありますか?警察に行ってください、と質問しながら指示をくれました。
でも、その後電話を代わった上司だという男性が。。。
こちらはとても動揺しているのに口調がとても冷淡で、「大使館は何もしません」と言わんばかりの冷たさ。
アドバイスはくれるんだけど、女性スタッフは「とりあえず大使館に来られますか?」と言ってくれたのに、その男性は「来られても、今伝えた以上のことはできません」と、さも来ないでくださいと言わんばかり。
それでも、いろいろなところに電話しているうちに携帯の充電が切れたのでせめて電源だけでも貸してほしいと大使館を訪ねたのですが、「クレジットカード会社等には公衆電話でかけてくださいと伝えましたよね?」と、静かに怒り口調。
ほんと、来られて迷惑感ありあり。
確かに、VISAとJCBの紛失窓口はフランスの公衆電話からコイン不要でつながったけど、海外発行のカードなんかはそれじゃつながらなかったんだよ!
だから仕方なく、携帯のSkypeからかけてるうちに充電がなくなってしまったのに。
もちろん電源なんて貸してくれないし。
こういう時、日本人に冷たくされるのが一番傷つく。
でも、それは勝手に日本人同士仲間だと思い込んでいる俺の甘えなんでしょうね。
フランスの日本大使館には金輪際期待しません。
最後に向かったのは、日本への帰国航空券を予約しているANAのパリオフィス。
けっこう大使館から離れていたけど、幸いサイフをスられる寸前に日曜まで電車、バス乗り放題のチケットは買っていたのでバスに乗れて助かりました。
しかしこのバス、途中で故障だがなんだかで止まってしまい、そこからは結局徒歩に。
ほんーっとに、さんざん。
それでもなんとかANAのオフィスに、窓口が閉まる直前に滑り込めました。
目的は、一刻も早くこんな国を出て日本に帰るため、帰国航空券を変更すること。
しかし、、、
残念ながら連日満席で、数十万円の差額が発生する普通運賃以外は空席がなく、予約の変更は不可能とのことでした。
タイミング悪く今月末までエールフランスがストライキをしていて、お客さんをANAなどに振り替えてるから、とのこと。
マジでさんざんだな。最悪のタイミング。
でも、ANAのスタッフさんは親身になってあれこれ調べてくれました。
サイフをスられてから初めて優しくされた。
サイフの中になんのカードが入っていたか実は完全には覚えていないんだけど、記憶の限り全てのクレジットカード、キャッシュカードを止めました。
念のためインターネットバンキングも停止しました。
香港のHSBC銀行、オーストラリアのANZ銀行のキャッシュカードも入っていて、それらはなかなか電話がつながらない、つながってもSkypeが不安定で通話が途切れるで大変だったけど、なんとかさっき停止とカード再発行の依頼を完了しました。
英語が通じるってすばらしい。
フランス、本当に全然英語通じなくて。
ヘタしたら日本人以上に通じないレベル。いや、通じないふりをしているのかな?
運転免許や航空会社マイレージカードの再発行は日本に帰ってからだな。
JAFの会員証も。
ここ一ヶ月、本当に嫌なことがたくさんたくさん続いて、さすがに見かねた友達がイギリスでくれたお守りもサイフと一緒に盗られてしまいました。
日本から持ってきたお守りも。
パートナーとの写真も。
もちろん現金も。
嫌なことが続いています。
負の連鎖が止まらない。
今日、ちょっと一瞬マジで死にたくなった。
お金がなくて、一日中何も飲み食いできなかった時に。
嫌なことばかりあってもうめんどくさい、楽になりたい、ってね。
最近のイギリスでの出費に加えて今回の被害を考えると、俺、もう貯金がないどころか、キャッシングの返済額を考えるとマイナスバランス。
借金のほうが持ってるお金を上回ってるしまって。
とりあえず今日明日飯を食うお金は新たな借金でまかなえました。
VISAカードが5万円のキャッシングをウェスタンユニオンという国際送金業者を通じて送ってくれたので。
それも、最初は受け取れると聞いていた店に行ったらやってないと断られ、バスでシャンゼリゼ通りまで行く、というトラブル付きだったけど。
借金が増えていく。
でも、やっとやっと飯を食べたら、死にたいよりもスリの犯人を殺したい、という怒りに感情が少しシフトしました。
いけないいけない。
ネガティブな感情の波が抑えられない。
神様、俺の命はもう要らないのでお返しします。
ただ、その前にこの手であの男の内蔵をめちゃくちゃにかき回して殺させてください。
いや、眼球にアイスピックを突き刺してやろうか。
あーダメだダメだダメだ!
止めろ、負の感情!!!
こんなこと思うなんて、そしてブログに書くなんて狂ってる!
でも、別に今だけ自分を見失っているわけじゃないんですよ。
これが俺の性格。
良く言えば完璧主義、悪く言えばオールオアナッシングで短絡的。
少し道が狂うと、全てがどうでもよくなるという傾向が昔からあるんですよね。
図工の絵とか、気に入らなくて何度途中で捨ててイチから描き直したか。
ゲームもうまく行かないとすぐリセットボタンを押すタイプ。
こんな性格だから、これは神様からの罰?
それとも、これをチャンスに自分を見つめ直してより良い人間になれ、という教訓のプレゼント?
神様、俺にはこれは重いです。

4 Replies to “パリでサイフを盗られた。負の連鎖”

  1. > かずさん
    パリにお住まいなんですね。
    嫌な思いしたことないですか?
    かなーーーり冷たかったです。

  2. > かずさん
    そうなんですね。
    行かないほうがいいかも。
    隣で手続きしていた高齢の女性も、けっこうひどい扱いを受けていました。

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