インキャリ、オンキャリ

ロンドン旅行の準備進めてます。

(ってほど、準備することもないけど)
準備の1つとして、マレーシア航空とフィリピン航空の予約センターに電話しました。
理由は、予約にインキャリとオンキャリを入れてもらうため。
説明します。
今回の旅行は、2枚の航空券を予約しています。
ひとつは、ここ南の島(アメリカ領G島)からマニラを往復するフィリピン航空のチケット。
もうひとつは乗り継ぎで、マニラからクアラルンプールを経由してロンドンを往復するマレーシア航空のチケット。
航空会社が違うし、マレーシア航空のチケットがキャンペーン運賃だったので、1枚の航空券として予約はできなかったのです。
この場合、航空券のルール上、どちらかのフライトが遅れてもうひとつの航空会社に乗り遅れても、どちらの航空会社にも責任を問えません。
同じ航空券の中に2つの航空会社が入っているなら、振替かとか何かしら対応を求められるけど、航空券が別々の場合は基本的に自己責任。
なかには航空会社の判断で対応してくれる場合もあるにはありますが、保証はないのです。
あ、でもチケット買う時はMCTと呼ばれる、各空港、各航空会社ごとに設定されている最低乗り継ぎ時間は必ず確保していることが最低条件ですけどね。
例えば、今回の旅程の最初の乗り継ぎであるマニラの場合、フィリピン航空からマレーシア航空へのMCTは2時間です。
別々のチケットで、1時間半しか間があいてないフライトを予約してはいけません。
俺の場合は、往路は3時間以上、復路は8時間ほどあいているので、余裕。
余裕ではあるのですが。
フライトって、まれに機材整備やら機材繰りやらでキャンセルになったり、10時間以上遅れることもあるので、俺が買ったような別々の航空券はリスクがあります。
自己責任ですからね。
それでも、少しでもリスクを軽減しようと、航空会社の予約センターに電話したのです。
フライトが遅れる、または飛ばないことがわかった場合、航空会社では、お客さんの対応をどうするのか検討します。
そのまま空港で全員待ってもらうのか、ホテルを予約して待ってもらうのか、他社便に振り替えるのか、臨時便を飛ばすのか。
その場合、優先されるゲストがいます。
ビジネス、ファーストクラスの乗客、マイレージプログラムの上位会員、そして、乗り継ぎがある乗客です。
乗り継ぎがあると、最初の便が遅れたことでさらに次のフライトの振り替えなども検討しなくてはいけないからです。
そして、航空会社のスタッフが乗客
に対して遅延、欠航のアナウンスをかけたり、カウンターに呼んで今後の対応の説明をする時には、およその対応方針は決まっています。
つ、ま、り。
乗り継ぎがあるかないかで、対応が変わる場合がある、っこと。
もちろん別々のチケットの場合は自己責任なので、乗り継ぎがない乗客と同じ対応になっても文句は言えませんが、俺なら、大きなイレギュラーの時は、予約情報に乗り継ぎが入っていたらとりあえず他の乗り継ぎ客と同じ方針で対応します。
そのお客さん1人がたまたま乗り遅れたなら、自己責任でお願いします、って説明するかもしれないけど、数百人の乗客に影響が出る大きなイレギュラーの時は、対応しなくてはいけないことが多すぎて、とりあえず個別ケースは置いといて、大きな方針を決めることが大事だから。
元エアポートマン談。
と、いうわけで、フィリピン航空には、マレーシア航空との乗り継ぎがありますよ、マレーシア航空には、フィリピン航空との乗り継ぎがありますよ、って情報を、予約に入れてもらったのです。
あるフライトを基点にして、そこに乗り継いでくる前のフライトをインキャリ、そこから乗り継ぐ先のフライトをオンキャリ、とか呼びます。
Ontoとも言ってたな、先のフライトは。
前にどこかの航空会社、確かヨーロッパ系だったかな?に同じく乗り継ぎ情報入力を依頼した時は、「あくまで情報として入力いたしますが、乗り継ぎの保証はいたしませんので」って念押されたけど、今回はあっさり「わかりました、入れておきます」で受けてもらえた。
こっちから「Just infoで入力してください」って言ったからかな。
よし、インキャリ、オンキャリの入力依頼は完了!
次は何の準備するんだっけかな。

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