まさかそんな?!フィリピン航空でマニラへ

前回予告した通り、今回からトラブルいっぱいの旅行記です。

以前書いた通り、今回の目的地はロンドン!

ここアメリカの端のG島からのフライトはなぜかどこ行くのもマニラ経由が安いので、旅程は次のような感じ。

フィリピン航空(エコノミー)
G島 – マニラ
マレーシア航空(ビジネスクラス)
マニラ – クアラルンプール- ロンドン
行きはクアラルンプールで、帰りはマニラで7-8時間のトランジットがある余裕の旅程です。
航空会社に、予約にインキャリ、オンキャリ情報も入れてもらってるしね。(参照→「インキャリ、オンキャリ」

とゆーわけで、まずはフィリピン航空でマニラに飛びます。
全てはここから始まった。
無事にチェックインを終え、搭乗待ちをしていたゲート前。
搭乗予定時刻の少し前にアナウンスが流れました。
「エアクラフトサービシングのため、搭乗が遅れます。ゲートでミールクーポンをお配りしますのでお並びください」

待て待て待て。

ミールクーポン配るってことは、数時間単位の遅延を想定しているよね?
しかもエアクラフトサービシングって表現、まさか。。。

とりあえずミールクーポンはもらう。


で、クーポン受け取りがてらゲートのスタッフに聞いてみました。

「これ、AOGだよね?」

無言でこくっと頷くスタッフ。

やっぱり。
AOGというのは、AIRCRAFT ON GROUNDのこと。つまり、機材整備で地上から離れられないっちゅーことですよ。

がーん。

とりあえずミールクーポンもらったけど、乗り継ぎが心配。
腹も減ってないので、パックのおにぎりと水だけ買ってバッグの中へ。
ミールクーポンに加えて、ゲートにもスナックと水が並べられました。
対応は早いし、いいね。

当初は出発時刻未定、とのアナウンス。
次に1時間遅延。2時間遅延。と予定時刻が延び、結局飛んだのは予定の3時間後ぐらいでした。

がーんがーんがーん。
マニラでの乗り継ぎ時間、余裕みてるって言っても3時間半ほどなんだけど。

とりあえず乗り継ぎ先のマレーシア航空の本社コールセンターに英語で電話して、もし乗り遅れたら、次の便に予約変更できる?と質問。

マニラからクアラルンプールは2時間後ぐらいに次便があって、それに乗っても次のロンドン便に間に合うのです。

回答は、できるけど、予約変更代100ドルと運賃差額3300ドルがかかります、とのこと。
たかっ。チケット買った値段よりはるかに高いわっ!
まぁプロモーション運賃だったしね。

次は、東京のマレーシア航空予約センターに電話。
事情を伝えたところ、「次の便のビジネスクラス、あと1席しか空席がありません。難しいと思います」という衝撃的な案内。
俺「あのー、マニラに着いた後、現地のフィリピン航空のスタッフが空港のマレーシア航空に次便への振り替えができないか交渉してくれるかもしれないので、どうにかなりませんか?」
すると

「では、とりあえず今予約しているマニラからクアラルンプールの予約はキャンセルしてよろしいですね?次の便の1席だけの空きは、チケットを変更してしまうと運賃差額と手数料が3000ドル以上かかってしまうので、振り替えのために予約だけ押さえておきます」

というありがたい回答。

よし、これで、あとはフィリピンに着いてから乗り継ぎカウンターで交渉だ。

ついでにゲートにいるフィリピン航空のスタッフにも「現地に、俺が乗り継ぎがあること伝えておいてください」と依頼。
その場で端末にコメント入れてくれました。


3時間遅れのフィリピン航空のフライトは満席。

窓側とっといてよかった。
機内食を食べたら、窓に頭を預けて寝ます。

そして、フライトは俺が乗るはずだったマレーシア航空の出発時間30分前にマニラに到着。

やっぱり間に合わないな。。。
さて、ここからフィリピン航空の乗り継ぎカウンターで交渉へ。
次に続きます。

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