前回書いた通り、ANAで中部国際空港セントレアから羽田に移動し、そこからシドニーに飛びます。
ところが今回、ひとつ問題がありました。
中部から羽田へのフライトが空いていないのです。(特典航空券枠)
新幹線で移動するって手段もあるけど、そうするとずっと自分でスーツケースを運ばないといけない。
飛行機なら出発地でスーツケースを預ければシドニーまでスルーされる。
だいぶ楽。
仕方なく俺が予約した旅程は、中部からいったん新千歳に飛び、新千歳から羽田に飛ぶという日本の東半分大横断ルートです。
初北海道ですー。滞在50分だけど。
そんなわけで、中部国際空港でANAのチェックインカウンターへ。
国際線乗継のある国内線専用チェックインカウンターへ向かったところ、俺の旅程の場合は普通の国内線カウンターで手続きします、という案内だったのでそちらへ。
「???」と思いつつカウンターへ行くと、荷物は羽田までの預かりになります、との案内。
え?!
全旅程ANAで、チケットもスルーで購入しているのにシドニーまでいかないの?!
なぜなのか確認すると、国際線乗継の担当者が不在なのでわからない、けど、国際線区間までは荷物は預かれない、と。
不思議。
荷物をスルーしたいために大回りでも飛行機ルートを選んだので、とりあえずチェックインを保留してもらい、担当者が戻って来たら改めて手続きしてもらうことにしました。
10分ほど待ってほしいと言われたのでベンチに座っていたところ、ちょうど10分後に先ほどのANAのスタッフが走って近づいてきました。
以下。やりとり。
ANAスタッフ「お待たせしました。今回は特別にシドニーまでスルーでお荷物をお預かりします」
俺「特別に、、、?本来はやはりスルーできないということですか?」
ANAスタッフ「はい」
俺「今後のための勉強として、どういう旅程なら国際線までスルーできるのか教えてもらえますか」
ANAスタッフ「先にお手続きを済ませますね」
(チェックイン手続き)
ANAスタッフ「お待たせしました。保安検査場はあちらです」
俺「あの、質問への回答は、、、?」
ANAスタッフ「羽田空港第2ターミナル内でのお乗継時間が55分以上必要です」
俺「あれ?今回の俺の旅程、羽田での乗継時間95分ありますよね?」
ANAスタッフ「はい」
俺「ということは、今回は特別にスルーする、のではなくて、最初からスルーできるところを案内を間違えていた、ということですね?」
ANAスタッフ「おっしゃる通りでございます。お教えいただきありがとうございます」
こやつ、ミスをごまかして逃げ切ろうとしてやがったな。
しかも最後まで謝らず「ありがとう」で済ませおった。
何でもかんでも過剰に謝る日系航空会社の対応としては珍しいですね。
会社としてというより、このスタッフ個人として自分のミスを隠しきりたかったのかな。
別にそれ以上クレームしたりはしないけど、気持ちの良い対応ではなかったのでブログに書いちゃいました。
旅行記、続きます。