前回までの続きです。
→「1. エールフランスと交渉」
→「2. エールフランス搭乗記1(羽田-パリ)」
→「3. エールフランス搭乗記2(羽田-パリ)」
→「4. エールフランス搭乗記3(パリ-バルセロナ)」
→「5. スカンジナビア航空搭乗記1(バルセロナ-コペンハーゲン)」
→「6. スカンジナビア航空搭乗記2(コペンハーゲン-ダブリン)」
→「7. アイルランドで1泊」
ダブリンから格安航空会社ライアンエアーでイギリスのリーズという街へ飛びます。
ライアンエアー、ヨーロッパではかなりでかいLCCだけど、乗るの初めて。
必ず事前にオンラインチェックインして搭乗券をプリントしなくてはいけないらしく、空港カウンターでは荷物だけ預けます。
LCCらしく、搭乗はステップを使ってランプから。
自由席とかって噂も聞くけど、ちゃんと座席指定されました。
もちろん、座席指定の代金を取られるけど。
座席は思っていたほど狭くはなかったかな。
シートポケットをなくして、少しでも足元のスペースを広げてる感じ。
安全のしおりは、座席に直接プリントされています。
もちろん、機内食やドリンクは有料だけど、1時間以下のフライトなので、なくて全然OK。
感覚的には、名古屋から東京ぐらいの感じ。
そんなわけで、あっという間にイギリスに到着です!
2ヶ月ぶりのイギリス!リーズ。
さー、ドキドキタイムはこれから。
何しろ、イギリスは入国審査がめちゃ厳しいのです。
初めてイギリスに来た時ですら入国審査に5分ほどかかり、2回目の前回は15分ぐらい質問攻め。
2回目は銀行の預金残高を英語で見せてなんとか入国を許されました。
今回も、万全を期すために銀行にお願いして英語の預金残高、用意しています。
ネットで調べると、入国拒否された人の話もぼろぼろ出てきます。
さて、では今回の結果は、
↓
↓
↓
入国審査3秒で無事入国!
3秒ってw
パスポートちらっとみただけで、質問ひとつなく入国を認められました。
イギリスの入国審査が緩和された?
いえいえ、違います。
これにはちゃんと理由があります。
それは何かというと、アイルランドからイギリスに来た、ということ。
アイルランドはかつてイングランドを中心とするイギリスに支配されていました。
その後、アイルランドがイギリスから独立して別々の国になったわけですが、その後もイギリスはアイルランドを特別扱いしていて、アイルランドからイギリスにやってくる場合は入国審査が免除されるそうなのです。
(「入国審査、あった」という人の経験談もあるので、完全にないのかは不明)
イギリス的にはかつては国内だったからかな、アイルランドも。
なので、飛行機が到着した時も、アイルランドからの到着便は国内線でも国際線でもない、専用の動線になっていました。
この看板のあと、一応パスポートコントロールと書かれた入国審査はありますが、書いた通り3秒でした。
本来イギリスに入る時に記入する入国カードの提出もありません。
パスポートに入国スタンプもおされません。?!
人がどんどん通っていくので、もちろん並んでもいません。
噂には聞いていたけど、本当だったんだ!
これなら、イギリスに入国する時は毎回アイルランドを経由したいぐらい。
まぁ、航空券代は少し高くなるけれど。
帰ってきたぞーっ、イギリスーっ!
8回にも及んだフライトレポートはこれで終わりです。
ありがとうございました。