アメリカのクレジットカードには、携帯の盗難や故障に対する補償が付帯しているものがあります。
俺が使っているAMEXにもCell Phone Protectionという名前で補償が付いています。
今回初めてその補償を使ってみてとても便利だったので紹介します。
俺の場合は、故障でした。愛用していたGalaxy Z Flip 4。
ケースに入れて大事に使っていたのに、バスルームのタイルに落としてしまって。。。
折りたたみディスプレイのちょうど折り目部分が割れてしまいました。
写真だとそれほどひどく見えないけれど画面の真ん中あたりはタッチに反応せず、数日経つと真っ黒でなにも見えなくなってしまいました。
まさか家の中でスマホ壊すとは!
そこでAMEXのCell Phone Protectionを思い出し、利用条件を確認してみました。
条件は、携帯料金をそのAMEXクレジットカードで支払っていること。
OK!グアムの携帯会社ドコモパシフィックの料金をAMEXで払っています。
補償は1回につき800ドルまでで、免責額(自己負担)が50ドル。年に2回まで補償してもらえます。
1つめんどくさかったのが、まず初めに電話で補償請求をしないといけない、と書かれていたこと。
オンラインではできません。
この補償の窓口はAIG損保です。
電話で状況を伝えると、いつどういう状況で壊れたのか、携帯料金はAMEXで支払っているか、今もAMEXのカードを継続利用しているかなど簡単な質問をされました。
思ったより簡単な電話でケース番号を発行してもらえ、そこから先のやりとりはメールになります。
すぐに、請求に必要な書類を送るようにとメールで連絡がきました。
送るように書かれていたのは以下の書類です。
- AMEXの利用明細
- スマホが故障した月の携帯料金請求書
- その前月の携帯料金請求書
- 携帯の型式などがわかる書類(購入時のレシートなど)
- 保険請求申込書
- 修理見積
ここでポイントなのが、一番最後。
修理見積。
そう、見積でいいんです。実際に修理をした領収書じゃなくても。
これはうれしい!
少し古くなってきた携帯だったりしたら「補償されるなら修理するけど、補償されないなら新しいスマホに買い替えるか」ってことあると思うんです。
その場合、実際に修理して修理代金を支払ってからでないと補償の有無の最終判断をしてもらえないのってリスクですが、この補償は見積でOKなので事前に回答を知ることができます。
俺はSamsung公式サポートの349ドルの見積を提出しました。
すると約2週間後に請求が承認された旨のメールが届き、さらに約1週間後、50ドルを引かれた299ドルの小切手が郵送されてきました。
最初の電話だけはめんどくさいですが、そこから先はサクサク進みあっという間に補償を受け取ることができました。
電話の時点で「日本で修理してもいい?」と聞いたら、金額がわかるものさえ英語ならOKとのことでした。
結局日本のSamsung公式修理は海外で販売されたGalaxy Z Flip 4はその時点で修理対象外、とのことであきらめましたが。
(海外からの一時旅行者として海外販売機種を持ち込む場合、古い機種はOKだったので、時間が経つとZ Flip 4も対象になるのかもしれません)
AMEXの携帯補償は便利ですがやはりスマホが壊れるととても不便なので、再度スマホを割ることがないよう気を付けて過ごそうと思います。